ing（イング）とingLIFE（イングライフ）の違いを比較レビュー！痩せるチェアか？

座面が自由に動くチェアとしてで有名なing（イング）に、ingLIFEというリビング版チェアが登場しました。

	ing	ingLIFE
用途	仕事	仕事＋リビング
座面ゆれ	速い	ゆったり
アームレスト	可動も選べる	固定のみ
背もたれ	形・高さ選べる	形を選べない
脚	キャスターのみ	固定脚も選べる
座面広さ	普通	広め
レビュー記事	ingレビュー記事	ingLIFEレビュー記事
コクヨ公式HP	ing製品ページ	ingLIFE製品ページ

ingとingLIFEの違い

ingの思想を踏襲したingLIFEではありますが、それぞれ異なった特徴があります。コクヨのホームページにはないことを中心に違いや実際に使って感じたことをご紹介します。

用途：ingは100%仕事、ingLIFEは仕事＋リビング

大前提ですが、ingはオフィスチェアとして作られているため100％仕事用ですが、ingLIFEはダイニングチェアの機能を持っています。（いまもダイニングでingLIFEに座りながら記事を執筆しています）

食事も仕事も対応してくれるチェアはingLIFEが唯一だと思います。

座面ゆれ：ingは速く、ingLIFEはゆったり。

ingもingLIFEも座面が自由に動くチェアですが、座った感覚は大きく異なります。

ingはキビキビと姿勢に合わせてくれる感覚がある一方で、 ingLIFEは身体の動きに対してゆっくりと座面が動いてくれる感覚があります。

アームレスト：ingは可動も選べる、ingLIFEはヒジいらないかも。

アームレスト（ヒジ置き）はingだと固定式・可動式の2つから選べます。一方でingLIFEは固定式のみとなっています。

個人的には、固定式は自分の身体に合わせた高さにできず、作業時にヒジを置けないためオススメできません。

背もたれ

僕の持っているingは背もたれがバーチカルタイプ。このタイプは背中の上部まで背もたれがあり、もたれかかった時にも安心感を感じられます。

一方でingLIFEはラテラルタイプのみ選択できるようになっています。ラテラルタイプは高さはありませんが横幅が大きくとってあり斜め後ろに体を預けたときや横に動く時に支えてくれるのが安心です。

長時間の作業であれば、背もたれの高いバーチカルタイプ。圧迫感を出したくなかったり、横のサポートが欲しいと思う人はラテラルタイプを選ぶと良いでしょう。

脚：固定脚も選べるingLIFEは◎

オフィスチェアは一般的にキャスターの脚になっていますが、ingLIFEはリビングでの使用を想定しているため、固定脚を選ぶことができます。

キャスターがないのでゴロゴロしませんし、家のリビングにあっても違和感のないデザインになります。

座面の広さ：両方あぐらもかける。

座面の広さはingLIFEのほうが若干大きくなっています。

しかし、ingでも座面の広さは十分あり、168cmの私でもあぐらがかける大きさになっています。

高さ調整

座面の高さは特に小柄な女性や身長の低い人にとって、超重要なことです。

座面の高さはingでは425〜515mmの間で調整でき、ingLIFEは420〜510mmの間で調整が可能です。

ともに、一般的なオフィスチェアの座面高ですが、前に体重をかけることで最前部の高さは36cm程度まで低くなります。

そのため、膝の裏や太ももの裏が圧迫されることがありません。前かがみになっても足が痛くならないのは大きなメリットです。

ing、ingLIFEで痩せるの？

ing、ingLIFEともに座面が360度自由に動くため、身体の中心を強く感じられるチェアになっています。

ing、ingLIFEを作ったメーカーのコクヨとしては「痩せる！」と直接的な表現はできませんが、僕が座った感想として、無意識にバランスを整えるので、普通のイスよりも痩せ効果が期待できるチェアだと感じられます。

ちなみに、コクヨがおこなった実験でも、運動効果があることが確認済み。（※参考：コクヨ公式HP「ingの効果」）

実際に使っていても、お腹周りに無意識にバランスを整えている実感があります。

何もしなくても姿勢が整う形になり、骨盤が立つ状態で座れるので、一般的な椅子よりも運動効果があり、結果的に痩せることにつながるのではないかと考えます。