ゲーミングチェアの大手ブランドAKRacingから2022年11月に発売されたPremium Denimを最速レビュー。
合皮レザーではなくデニム生地を採用したことで、快適な座り心地と耐久性の向上を感じる特徴的なオフィスチェアです。一方で購入する上で知っておきたい注意点もあります。
AKracing Premium Denimの良い点
メーカー担当者さんによると、
デニム生地の生産が追いつかないほど
好調な売れ行きになっているそう。
最上位Premiumシリーズの機能
AKRacing Premiumシリーズで発売されており、
機能面・デザイン面ともに最上位のモデル。
Premiumシリーズの調整機能は下記のとおり、
多くの調整ができるようになっています。
- 高さ調整
- リクライニング
- ロッキング
- アームレスト
- ランバーサポート
- ヘッドレスト
デニム生地が心地よい
AKRacing Premium Denimの最大の特徴は
なんと言ってもこだわりデニム生地。
アパレル製品への実績豊富な岡山県産のデニム生地で
デニム生地を一貫生産できる貴重なメーカーと協業。
一般的にデニム生地は、染料がうつりやすく、
長時間座っているチェアには不向きとされています。
しかし、Premium Denimは
チェアに適した生地を採用。
縦の糸を色移りの発生しにくい染料(反応染料)で
作ったデニムで風合いも実用性も高く作っています。
実際に1日8時間使ってみましたが、染料がうつることはなかったですよ
デニムで耐久性の向上
僕の感じる最大のメリットは
デニム生地になったことで、耐久性が上がり
安心感が出てきたことです。
ゲーミングチェアなどに使われる
PUレザーは使っていくうちに
表面がボロボロになるのが嫌でした。(加水分解といいます)
生地がデニムになることで、
加水分解でボロボロになる心配がないのは
大きなメリットです。
メーカー公表値の生地重量は13oz(オンス)
デニム生地として13ozはレギュラーに属していて
硬すぎず、触り心地が良い絶妙なラインです。
Premium Denim 購入の注意点!
あくまで後傾向きチェア
オフィスチェアの位置付けですが、
他のAKRacing製品と同様、
作りはゲーミングチェアなので
作業向きとは言いがたい後傾姿勢に向いた製品です。
下に4つの画像を用意しました。
用途によって得意不得意があり、
リラックス時の使い方が最強です。
前かがみ姿勢では背もたれが離れてしまいます。
机の高さを上げて、背もたれに背中がくっつくと身体への負担が少なくなります。
※机はFlexispot E7を使用
サブモニターなど目線が平行なとき、後傾姿勢チェアの実力を発揮します
リラックスモードな使い方が最強です。
リクライニングは背もたれ単独
リクライニング機能は
背もたれリクライニングと座面のロッキングで分かれています。
下の動画でリクライニングとロッキングを
視覚的に理解できます。
リクライニングとロッキングが
自動的に連動するイスではないです。
良くも悪くも、細かな調整が効くため
姿勢に合わせて調整が必要です。
かなりの重量なので覚悟すべし
あまりの重たさに、買ったは良いけど
箱に入ったまんま…という人も多いです。
25.5kgもあるので玄関で開けて
パーツごとに部屋に運びました。
チェアに重さが無いと、
180度のリクライニングもできず
安定したチェアにならないので、
良いイス=重いのは、ほぼ常識です。
届く前にしっかり覚えておきましょう!
Premium Denimはどこが最安?
購入先はメーカーか、メーカーと直接取引があるサイトがサービス・アフターフォロー面を考えても一番です。
直取引のない販売店だと、メーカー側が購入状況を把握できないので、アフターケアが十分でないことも…。
経験上、メーカー直取引のサイトが最もスムーズなんです。
個人的に推しているのがKagg.jpです。
オフィスチェア業界にいるときから、「なんで、メーカー直取引でこの安さなの…?」と思ってたくらいです。
ネット通販ですが、問い合わせの返事も早く、実際に購入しましたが、連絡もこまめにもらえるので安心です。
Kagg.jpの評判を調べた記事も書いてますのでチェックしてみてください!
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