筆者が実際に使っている視点からシルフィーの良いポイント、悪いポイントをレビューしています。
全製品の中でも最強のコストパフォーマンス。機能も徹底的に解説していきます。
僕も愛用している、最もオススメできるチェア!
チェアの専門家がそこまで言うのは気になる…
何十種類も知ったうえで選んだのがシルフィーですから…!
どんな点がポイントか、実体験も含めて解説します!
シルフィーのまとめ
シルフィーの持っている機能は本当に多いんですが、主な機能に絞るとこちら!
- 背中の形状に合わせて曲面を変えるバックカーブアジャスト。
- 座面は3次元曲面クッションで、お尻を包み込む。
- シンクロリクライニング機能
- 後傾姿勢だけでなく、前傾姿勢もサポート
機能面で専門的な言葉も出てきて、ちょっと難しいですよね。しっかり解説していきます!
シルフィーの3大特徴
僕の考えるシルフィーのポイントを3つがこちら!
バックカーブアジャスト搭載の背もたれ
シルフィーの背もたれは、背中の形状にフィットするバックカーブアジャスト機能を搭載しているのが大きなメリットです。
バックカーブアジャスト機能は、身体の大きい人が座ると緩やかなカーブに。
小柄な人が座ると狭いカーブに背もたれが身体に合わせて調整される機能です。
身体の両側から、包んでくれるような感覚を実感します
実際に座ってみると、背中が背もたれとしっかりフィットするので、包み込まれるホールド感がとても良いです。
オフィスチェアの多くが、男性の標準体型に合わせて作られていますが、シルフィーは小柄な女性にもメリットが大きい機能です。
シルフィーの機能面では、背中の形状に個人差があることに
着目して、それぞれのカラダにあわせた、包み込むような座り心地です。
座り心地のこだわりがわかるのが、背もたれのカーブ。
ゆるやかなカーブが付いていて、
ちょうど良い曲線がとれるようになるんですね。
シルフィーのデザインは曲線美が活かされている
柔らかいイメージなので、自宅・リビングにも合う製品なんです。
異硬度クッション
2つ目の特徴は、座面が硬さが部位によって変わる異硬度クッションを使っている点です。
硬さの異なる3種類のウレタンを一つにして作られています。
前部分は、太ももを圧迫しない柔らかなクッション、
後ろは、お尻をサポートする硬いクッションになっています。
シルフィーの座面はお尻を包み込む、しっかりしたクッション座面で座った時の反発感に優れています。
座ってみると、前部分が柔らかいので長時間座っていても膝の裏が痛くなりにくいのがオススメですね。
前傾機能付きのリクライニング
3つめのポイントは前傾機能付きのリクライニングです。
通常の椅子は座面の角度は大きく変わりません。
しかし、シルフィーはリクライニングと同時に前傾作業に合うよう、座面も調整してくれます。
「前傾機能付き」というのがすごく大事!パソコンや筆記作業のときに腰を痛める姿勢になるのを抑制してくれるんです。
また、前傾になることでお腹も圧迫されにくい体勢になるので、身体に負担がかかりにくいんです!
これによって、悪い作業姿勢を整えやすくなりますよ!
前傾姿勢対応のチェアは、前かがみの作業になりやすいノートパソコン作業や、絵描きさんにおすすめの機能です!
シルフィーは調整機能が多い!
シルフィーはその他にも、さまざまな調整機能が備えられています。
座面の高さ調整
座面の右下にあるレバーを持ち上げることで、座面の高さ調整が可能です。
ストローク幅は100mm、座面高は420~520mmの間で調整できます。
シルフィーは女性だと座面高いかな…?
420mmは標準サイズですね。前傾機能を使うと42cmよりもさらに低くなりますよ!
座面の奥行き調整
座面の左にあるレバー操作により、座面の奥行き調整が最大50mmまで可能です。
アジャストアーム
アジャストアームは、ひじパッド裏にある調整ボタンを押すことで、100mmの高さ調整が可能です。
肘パッド
ひじパッドは前後に50mm、さらに内側に20度、外側に20度に動かすことができます。
脚は見た目も良い、選べる3種類
シルフィーは見た目にもこだわりがあって、表面の仕上げも汚れがつきにくい素材になっています。
シルフィーを選んだのは、手の届く最強コスパだから
何十種類もオフィスチェアを見てきた僕が、なぜシルフィーを選んだのか。
それは圧倒的なコストパフォーマンス。
ハイバックタイプで税込¥65,000〜。オプションに応じて10万前後で購入でき、オカムラのチェアの中では中価格帯に属します。
一見高く見えますが、機能から考えるととんでもないです。
全てのオフィスチェアメーカー調べてみてください。
この価格でシルフィーと同機能の製品を見つけることはできません。
この価格で、この品質で、この座り心地。
さらに、何かあった時の保証は構造体保証8年。オフィス家具協会の基準に則っています。
通常の使い方で10年は持つと思えば、1日20円で手に入るんですね。
シルフィーを買った人の感想 / 試座レポート
バックカーブアジャスト機構は体型に合わせて背もたれのカーブを2段階で調整できるというものですが、173cm、63kgの僕は気分で変えています。狭いカーブはフィット感が増す感じで、緩やかなカーブはちょっと体が動きやすくなるかなという程度の違いです。
引用:【レビュー】オカムラ シルフィーを4ヶ月間使ってみた感想
購入してから2週間ほど使っています。これ、すごく快適。イイネと思うポイントは
腰当てのランバーサポートがあるので姿勢も正される。
引用:漫画家がオカムラの「シルフィー」をレビュー!おすすめのオフィスチェア!
座面の前後をずらして調整できる。
背もたれの倒れる硬さも調整可能。
前傾姿勢にもできるので前傾作業をする場合は嬉しい。
ヘッドレストとランバーサポートは、結局はずしてしまいました。私の身長だと、ヘッドレストが首と肩にあたったからです。また、シルフィーのランバーサポートは、プラスチックなのでもたれた時に思いのほか硬くて、あまり快適ではありませんでした。
引用:ワーキングチェアとして、オカムラのSylphy(シルフィー)を買ってみた
だいたい1年ほど使ってみましたが、買ってよかったです。やっぱりいい椅子だとやる気が出ますね。これが一番かもしれません。個人事業主で椅子に長時間座るとかのお仕事でしたら、やはりいい椅子を買っておくことをオススメ致します。
引用:オカムラの椅子、シルフィーを買いました。感想とレビューを。
同じオカムラのバロンやコンテッサと比べて安いのが購入の決め手だったのですが、機能面も素晴らしいです。
価格と機能のバランスでいったらトップクラスなんじゃないでしょうか。
引用:オカムラの高級椅子「シルフィー」を買って約2年過ぎるので、感想とか書いていく
友達が家に来て、試しに座って感動するのがリクライニング
引用:【高級オフィスチェア】オカムラのシルフィーを購入して半年たつのでレビュー
良い感じに倒れるよ。たまらんよ。最早寝られる。作業すすまねえやワロタ
リクライニングに関しては作業中よりも、本を読んだりするのが最高に捗ります。また、本を読むならヘッドレストは有った方が絶対に良いです
シルフィーはどこで買うべき?
メーカーと直接取引があるサイトが
サービス・アフターフォロー面を考えても一番だと思っています。
直取引のない販売店だと、メーカー側が購入状況を把握できないので、アフターケアが十分でないことも…。
経験上、メーカー直取引のサイトが最もスムーズなんです。
個人的に推しているのがKagg.jpです。
オフィスチェア業界にいるときから、
「なんで、メーカー直取引でこの安さなの…?」と思ってたくらいです。
ネット通販で問い合わせのレスポンスも良く、
実際に購入しましたが、連絡もこまめにもらえるので、安心です。
Kagg.jpの評判を調べた記事も書いてますのでチェックしてみてください!
オカムラは国内メーカーだから、購入後も安心
国内オフィスチェアメーカーのオカムラは
JOIFA(ジョイファ)というオフィス家具業界団体の
顧客対応ガイドラインに基づいて保証しています。
購入日から、1・2・3年で、
それぞれ以下の保証があります!(※通常使用の場合に限る)
- 1年:外観、表面仕上げ/塗装および樹脂部品の変色、退色の摩耗
- 2年:機構部、可動部/引き出し、スライド機構、扉の開閉、錠前、昇降機構などの故障
- 3年:構造体/強度、構造体に関わる破損
2021年1月5日から、一部製品で構造体3年保証が8年保証に変更されました!!
オフィスチェア家具には、安全に使用できる期間の目安があります。
オカムラはJOIFAという協会に入っておりJOIFA標準使用期間として、ワークチェアは1日8時間使用で8年の標準使用期間が設定されています。
JOIFA標準使用期間とは、一般社団法人日本オフィス家具協会が独自に設けた、オフィス家具製品の安全な使用に経年劣化が影響を及ぼさない期間(製造年からの年数)のこと。
耐用年数や保証期間ではないですが、ノーブランドのメーカーよりも大きな安心感が得られますよ!
シルフィーは6畳の部屋に置いても、問題なし!
オフィスチェアのサイズは、家に置いた時のイメージが分かりにくいですよね。
実際の僕の部屋は、下の画像の通りです。
6畳の在宅ワーク部屋ですが、シルフィーをおいても圧迫感はないですよ!
幅65cm×奥行65cmのサイズで、一般的なドアなら入ります。
高さはヘッドレストなしで最大105cm。ヘッドレストありで最大125cmです。
圧迫感が気になるなら、ヘッドレストなしがオススメです。
机は幅90cmでも、120cmでも使えます
シルフィーを買うときの比較・注意点
シルフィーはベージュカラーがイメージと違う?!
ホームページ上で張地カラーが公表されていますが、「イメージと合わない!」という意見が多いのベージュ色です。
実際にお客さんと話しても、ベージュ色の印象が写真と違うことは論点になります。
下記の色は全てベージュ色なのですが、光・陽の当たり方によって印象がけっこう違います。
かなりイメージとは違うんだ…!
購入の際は、本当に本当に気をつけましょう!!!
自宅では必要がないけど…シルフィーの特徴的なオプション
シルフィーの一番の注目すべきオプションは、こちら↓
これはヘッドレストではなく、 「パーソナルヘッドパネル」というオプション。
集中するために、周囲の視界をさえぎることができるんですね。
公共スペースでも、プライベート空間を演出できるのがいいですね。
今後、オフィスや図書館でも採用してほしいですが、未だに見たことはないですね…
将来的には、オフィスチェアで必須のオプションになるかも知れないですね。
ヘッドレストが首と肩に当たるという意見がありました。背の高い人はヘッドレストに注意しましょう。(ヘッドレスト無しなら問題ありません)
シルフィーのヘッドレストは最初からつけた方がいい
シルフィーはヘッドレスト付きモデルもあります。(エクストラハイバックモデル)
肩から上も背もたれで支えてほしい!と思う人には必須のオプションです。
価格は、通常の背もたれ(ハイバック)と比べて+14,800円。
後からシルフィー専用のヘッドレストパーツだけ購入できますが、単品で19,800円と割高でメーカー保証の対象外になってしまい、後で買うとデメリットが多いです。
専用ヘッドレストを後から取り付ける場合は、背もたれ背面の「OKAMURA」ロゴを外し、ネジを留めるだけになっています。
シルフィーの操作方法
シルフィーは人気チェアのため、メーカーであるオカムラが操作方法の動画を公開しています。
メーカー公式なのでシルフィーの取扱説明書っぽい動画ですが、興味ある方は確認してみてください
シルフィーの受賞・認証
シルフィーは様々な賞を受賞しているチェアでもあります。
メーカーも力を入れていることがわかりますね!シルフィーが受賞した一部を紹介します
GOOD DESIGN AWARD (Japan)
グッドデザイン賞は、1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度。これまでデザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞。
IAUDアウォード
IAUDアウォード事業は、一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)が毎年実施する、民族、文化、慣習、国籍、性別、年齢、能力等の違いによって、生活に不便さを感じることなく、”一人でも多くの人が快適で暮らしやすい”UD社会の実現に向けて、特に顕著な活動の実践や提案を行なっている団体・個人を表彰するもの。
レッドドットデザイン賞:プロダクトデザイン部門(Red Dot Award:Product Design 2015)
レッドドットデザイン賞は、ドイツの著名なデザイン機関「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」が主催し、1955年より毎年1回開催され、世界でも最大級かつ最も権威あるデザイン賞の一つ。
Ergonomics Good Practices Databese
人間工学的に設計された製品事例として(一社)日本人間工学会の運営する人間工学グッドプラクティス データーベースに登録。
シルフィーの安全性
GSマーク
ドイツの製品安全法に基づいた検査により安全性が確認され、GSマーク認証を受けた製品です。
WELL PLUS
オカムラはWELL認証取得をサポートするため、「健康的にはたらく場」を提案できる製品とサービスを開発しています。
シルフィーの種類
チェアタイプ
バックタイプ
アームタイプ
オプション
フレームカラー/ 脚カラー
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