この記事で分かること
1年半、毎日セイルチェアに座って仕事をしていたいすマニアが、本音でレビューします!
ハーマンミラーの中でも比較的リーズナブルな価格帯のセイルチェア。
結論から言うと…セイルチェア、マジで最高です!
実際に職場でも半数以上のスタッフにセイルチェアを導入しました。
男性女性問わず、座り心地、デザインともに大好評。
特に長時間デスクワークをする同僚からは「腰が楽になった」「集中力が上がった気がする」という声も多数聞こえてきました。
この記事では、私が実際に使って感じた手触り感満点のリアルな感想を元に、セイルチェアの魅力を徹底解説。
さらに、少しでも安く購入する方法も紹介しますので、ぜひ最後まで読んで、セイルチェア導入の参考にしてください。
セイルチェア レビュー:機能、デザイン、座り心地を徹底解剖
セイルチェアは、世界的に有名なデザイナー、イヴ・ベアール氏によってデザインされた、オフィスチェア界のレジェンド、ハーマンミラー社の名作チェアです。
日本に上陸したのは2011年。
10年以上も愛され続けるロングセラー製品であり、
その完成度の高さは、他の追随を許しません。
セイルチェアがこれほどまでに支持される理由は、開発コンセプトにあります。
それは、低価格でありながら、最高のパフォーマンスを発揮するワークチェアを目指したこと。
ハーマンミラーはセイルチェアの開発にあたり、デザイナーにこう依頼しました。
「美しいデザイン、最先端のエルゴノミクス(人間工学)、洗練された設計、そして環境への配慮。ハーマンミラーが誇るすべての特長を兼ね備えながら、手の届きやすい価格帯のワークチェアを」
その熱意と革新的なアイデアから生まれたのが、このセイルチェアなのです。
ハーマンミラーと言えば、多くの人がまず思い浮かべるのはアーロンチェアかもしれません。
そのアーロンチェアと肩を並べるほどの知名度と人気を誇るセイルチェアですが…
個人的には、ハーマンミラーの中でセイルチェアが一番推しです…!
もちろん、ハーマンミラーにはアーロンチェア以外にも素晴らしいチェアがたくさんあります。エンボディチェア、コズムチェア…どれも一度は座ってみたい憧れのオフィスチェアです。
それでも私がセイルチェアをNo.1に推す理由は、価格と機能のバランスがずば抜けているから。
ハーマンミラーのワークチェアは、セイルチェア以外は基本的に10万円〜20万円以上と、高価格帯のものがほとんどです。
もちろん、高価格帯のチェアにはそれだけの価値があると思います。ただ、オフィスチェアに10万円以上となると、もはや機能性だけでなく、デザインやブランドへのこだわりも重要になってくる領域だと感じています。
例えるなら、お寿司のマグロ。100円、2,000円、5,000円と価格が上がれば、味の違いはハッキリと分かりますよね。
でも、5,000円と10,000円のマグロって、正直なところ、私には違いが分かりません…。(もちろん、どちらも美味しいのですが!)
(味覚音痴なのかもしれませんが…笑)
オフィスチェアも同じで、価格が10万円を超えると、機能面での差は正直分かりにくくなってくるのではないでしょうか。
もちろん、細かい部分での違いはあると思いますが、体感できるほどの大きな差は少ないように感じます。
その点、セイルチェアはハーマンミラーの中で最もリーズナブルな価格帯でありながら、価格以上の価値、つまり「価格破壊」レベルのパフォーマンスを発揮してくれるんです。
セイルチェア 3つのおすすめポイント
では、実際に1年半セイルチェアを使ってきた私が感じる、具体的なおすすめポイントを3つに絞ってご紹介します。
元家具販売員の経験も踏まえ、特に重視するであろう「手触り感」や「実用性」にフォーカスしてお伝えしていきます。
【背もたれの秘密】吊り橋構造が生み出す、包み込まれるような安心感
セイルチェア最大の特徴とも言えるのが、この背もたれのデザイン。
なんと、「吊り橋の原理」を応用して設計されているんです。
フレームをなくし、Y字型のタワーで背もたれを支えるという、斬新な構造ですよね。
ハーマンミラー独自の技術、「3Dインテリジェントバック」というらしいです。
実際に座ってみると、フレームがないことで背中全体が優しく包み込まれるような感覚になります。一点に圧力が集中することがないので、長時間座っていても疲れにくい。これは本当に感動しました。
もし背もたれにフレームがあると、どうしても身体の一部分に圧力が集中してしまい、姿勢が悪くなりがちです。それが長時間のデスクワークによる肩こりや腰痛の原因にも繋がってしまうんですよね。
そして、私が特に気に入っているのが、背もたれに使われているエラストマー素材です。
エラストマー素材とは、ゴムのようなしなやかさと、プラスチックのような成形しやすさを兼ね備えた素材のこと。身近なもので例えるなら、スマホケースに使われている、柔らかいけれどベタベタしない、あの素材感です。
このエラストマー素材が、セイルチェアの背もたれの絶妙な柔軟性と反発力を生み出しているんです。腰回りはしっかりとサポートしてくれるのに、肩や腕周りは自由に動かせる。このバランスが本当に素晴らしい。
【前傾も後傾もOK】作業も休憩もシームレスに切り替え
セイルチェアは、身体の動きに合わせて背もたれが自然に動く、リクライニング機構を採用しています。これにより、リラックスしたい時の後傾姿勢も、作業に集中したい時の前傾姿勢も、どちらも無理なくサポートしてくれるんです。
特に注目したいのが、前傾チルト機能です。これは、20万円以上するアーロンチェアにも搭載されている高性能な機能。セイルチェアにも惜しみなく搭載されているのは驚きです。
前傾姿勢になることで、背骨が自然なS字カーブを描き、長時間PC作業をしていても疲れにくくなります。タイピング作業はもちろん、資料作成や書き物、イラスト制作など、前のめりになる作業が多い方には、ぜひ試してほしい機能です。
【硬めが好きならコレ】深く沈み込まない、絶妙な座面クッション
オフィスチェアの座り心地を大きく左右するのが、座面クッションの質ですよね。セイルチェアの座面クッションは、ウレタン素材が使われていますが、どちらかというと硬めの部類に入ります。
厚みは約5cmと十分。実際に座ってみても、底つき感は全くありません。長時間座っていても、お尻が痛くなるようなこともなく、快適に作業を続けられます。
耐久テストはなんと159kgまで実施しているらしいです。さすがアメリカンサイズ…!
「硬めの座面が好き」「沈み込みすぎるソファのような座り心地は苦手」という方には、セイルチェアの座面は間違いなくおすすめです。
ただし、座面はクッション素材なので、通気性を最優先に考える方には、メッシュ素材のチェアの方が向いているかもしれません。
【正直レビュー】セイルチェアの注意点も知っておこう
ここまでセイルチェアの良い点ばかりをお伝えしてきましたが、もちろん注意すべきポイントもあります。正直ベースでデメリットもお伝えしておきます。
長時間のリラックス姿勢には、ちょっと不向きかも。
セイルチェアは、あくまでワークチェア。作業姿勢をサポートすることに特化しています。そのため、休憩中にガッツリ体を預けてリラックスしたい、という時には、少し硬く感じるかもしれません。
ただ、これは好みの問題でもあります。作業中の姿勢サポートを重視するなら、全く問題ないレベルです。
個人的には、作業中にウトウトしてしまうような柔らかすぎるチェアよりも、適度な硬さで集中力をキープできるセイルチェアの方が好みです。
ズボンのボタンが、背もたれの網目に引っかかる問題も…。
私もお気に入りのズボン2本、犠牲になりました…(泣)
これは、セイルチェアの構造上、どうしても避けられない点かもしれません。特にボタンや装飾が付いたズボンを履く際は、注意が必要です。
体重が軽い方は、リクライニングが少し硬く感じるかも。
セイルチェアのリクライニングは、座る人の体重を利用して反発力を調整する仕組みになっています。そのため、体重が40kg〜45kgと軽い方は、背もたれの反発力が強く感じ、リクライニングしにくいと感じる場合があるようです。
ただ、これはセイルチェアに限った話ではなく、多くのオフィスチェアで同様のことが言えます。体重が軽い女性やお子様などは、実際に座って試してみることをおすすめします。
【安心の長期保証】ハーマンミラー製品は12年保証付き
ハーマンミラー製品全般の魅力として外せないのが、12年という長期保証です(ガス圧シリンダーは2年間)。これは、他のオフィスチェアメーカーと比較しても、圧倒的に長い保証期間。安心して長く使えるというのは、大きなメリットですよね。
セイルチェアを【最安値で賢く買う】方法
購入先はメーカーか、メーカーと直接取引があるサイトがサービス・アフターフォロー面を考えても一番です。
直取引のない販売店だと、メーカー側が購入状況を把握できないので、アフターケアが十分でないことも…。
経験上、メーカー直取引のサイトが最もスムーズなんです。
個人的に推しているのがKagg.jpです。
オフィスチェア業界にいるときから、「なんで、メーカー直取引でこの安さなの…?」と思ってたくらいです。
ネット通販ですが、問い合わせの返事も早く、実際に購入しましたが、連絡もこまめにもらえるので安心です。
Kagg.jpの評判を調べた記事も書いてますのでチェックしてみてください!
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