椅子の背もたれの効果
背もたれは椅子の重要なパーツであり、多くの人が当たり前のように使っています。椅子の背もたれは、身体にとってとても大切なもの。
実は、私たちの多くは背もたれのある椅子に慣れています。座って、背もたれに寄りかかり、リラックスできるのが当たり前で育ってきました。
背もたれのない椅子にもメリットはあります。背もたれの有無でどんな違いがあるかみていきましょう。
背もたれが無い椅子のメリット
- 背もたれのある椅子より、安価に購入できる。
- 背もたれ付きよりもコンパクトで場所をとらない。
背もたれのないチェアは、背もたれのあるチェアよりも安価で、特にアームがついていない場合は、よりお求めやすくなります。そのため、大量に椅子を購入したい企業や、一部屋だけでなく家中で使える家具を探している個人にとっては、より手頃な価格で購入することができるのです。
空間を最大限に活用するためには、背もたれのないチェアはとても有効です。特に、アパートや寮のような狭い空間をデザインする場合は、スペースを有効に活用することが大切です。
背もたれが無い椅子のデメリット
背もたれのない椅子は、背もたれのある椅子と比べると座り心地が悪い。背もたれのない椅子に座ると、長時間座っていると疲れを感じるようになります。長時間同じ姿勢でいると、体がリラックスして快適な状態を保つことができないのです。背もたれのない椅子は、上半身を十分に支えることができません。
また、背もたれのないイスに座っていると、体重が下半身に偏ってかかるため、体が疲れやすくなります。
デスクワークで前傾姿勢や後傾姿勢になったときに、十分なサポートが得られないのもデメリットですね。
背中や首をきちんと支えられないので、最悪の場合は腰痛や腕・手のしびれ、頭痛の原因になることがあります。
一方で背もたれがあると、長時間座っていても疲れませんし、体の重さを受け流しやすくなります。
背もたれのある椅子は、より快適で、上半身をサポートします。また、長時間座っていてもリラックスできます。また、背もたれのない椅子に比べて、背もたれのある椅子を使用する人は疲れを感じにくいようです。
また、背もたれのある椅子は、座っているときの姿勢をよくしてくれるのもメリットです。長時間座っていると、姿勢が悪くなって腰痛になることがありますが、それを防ぐことができます。
背もたれがあると、アームレストとレッグサポートもつけられるのがポイントです。長時間座っていても、筋肉疲労を軽減することができます。
背もたれが無い椅子は体が疲れる
背もたれのない椅子だと、腰より上の体重をかける場所がないので上半身が非常に凝り固まりやすくなってしまいます。
そんな状態で長い時間椅子に座っているとどんどん使いやすくなります。
背もたれが無い椅子は長時間座れない
なので背もたれがない椅子を購入する際は短時間しか座ることがないようなシチュエーションで買うようにしましょう。
間違っても勉強や仕事など長時間机に向かって作業をするような場面ではお勧めできません。