試座しなくてもわかる！オフィスチェアの選び方を解説

近年の働き方の多様化もあり、
在宅ワークをしている人が増加しています。（僕も在宅に切り替わった1人！）

いざ、テレワーク開始すると、家のイスつらくないですか？デスクワークの時間が長いと腰や背中への負担も気になりますよね。良いイスを用意すると…

• 作業効率が上がる
• 疲れにくくなる
• テンションが上がる

…と、メリットが多いんです！

そう考えると、イスは仕事の快適性や効率性を上げる重要なツール。

とはいえ、まだまだ外出しづらいし、
そもそもオフィスチェアが近くで売ってないことも…！

そこで、試座しなくてもわかるオフィスチェア選びのポイントと、安く手に入れる方法をご紹介します。イスを正しく選んで、快適な在宅勤務をしましょう！

イスは用途にあわせて選べ！

オフィスチェアは、主に3種類に分けられ、
高さや姿勢などの設計がそれぞれ異なります。

執務に向いたオフィスチェアは
回転イスにあたります。

会議イスは長時間座ることを想定しておらず、
簡素な設計になっていることも多いです。

ソファーやラウンジチェアは
くつろぎやすい一方で、机に向かっての作業には向きません。

作業用のイスは執務がしやすい回転タイプの椅子を選びましょう。

身体のサイズに合ったイスを選ぼう

キャスタータイプのオフィスチェアは、
身体にフィットさせるため、いろんな調整機能がついています。

ただし、自分に合ったサイズ感を知らないと、
失敗して調整してもしっくり来ないことも…。

実際にやってみると窮屈に感じるかもしれませんが、最も良い座り姿勢なんですよ。

安全・耐久性に配慮したチェア選び

コスパを求めすぎるあまり、
安全性の配慮がされているか？を見逃しがちになります。

国内販売の製品は消安法・PL法など、
事故が起きた際に消費者を保護するルールがあります。

日本オフィス家具協会(JOIFA)はJIS規格を制定・改正、試験基準も作っていて、イスの耐久試験は5万回の耐久試験(=10年)にクリア出来るかを基準にしています。

いい椅子の基準とは？選ぶ際に注目すべきポイント

さて、前置きが長くなりましたが、機能面での選ぶポイントです。

正直、座りやすい椅子は千差万別。こだわりポイントによって変わります。

とはいえ、良いイスを選ぶ基本的なポイントは変わりません。あなたには、どのような椅子がフィットするのか確かめてみましょう。

上下昇降調整

座る位置の高さ調節する機能です。
ほとんどのチェアに付いている基本的な機能です。

自分の身体、デスク高さ、イス高さが合っていないと、姿勢が悪くなって肩こりや疲労の原因となります。

理想的な高さは、深く腰掛けて足が床に着くくらいです。

150cm未満、190cm以上の方は「高すぎる・低すぎる」ことがあるので要チェックです。

奥行き調節機能

座面の奥行調節機能は、価格の高いモデルについている場合が多いです。

安い製品を選ぶと奥行き調整がなく、座り心地がしっくりこないことも珍しくありません。
一般的に、イスに深く腰掛けるように座ると、むくみが防止できるといわれています。

でも、奥行きがありすぎると膝の裏が圧迫されて、むくみを促進します。奥行きがないと足の浮く部分が多くなって、疲れやすくなります。

身体にフィットする奥行は、身長や足の長さによって変わります。

座面の素材

最も体感しやすい機能が座面の素材です。

1日中＆長期間使用するイスは、素材によって、満足度が大きく変わります。

主な座素材は、以下の3種類。

素材	特徴
メッシュ	通気性がいいので蒸れにくい
合皮（PVCレザー）	手入れしやすい。汚れてもすぐにとれる。通気性はあまりよくない。
ポリウレタン	通気性・肌触りともに良い。

安い製品は通気性が悪かったり、素材が薄かったり、柔らかすぎてお尻が痛いことも多いです。

目安として3万円以上の製品は、長く座っても蒸れにくく質も良いので、ハズレを引く可能性は大きく下がります！

前傾機能・後傾機能

読んで字の通り、前かがみの作業や後ろにもたれやすい機能が付いているか、大事なチェックポイントです。

作業する身体の体勢によって前傾・後傾があります。

姿勢	内容
前傾姿勢	ノートパソコンや机の台に向かう読み書きなど、視線が下の作業
後傾姿勢	デスクトップパソコンやゲームなど、視線が正面の作業

ノートパソコン作業の人はもちろんですが、特にイラストレーター・絵描きさん、書き作業が多い人は、身体の負担を考えると前傾対応チェアが理想です。

どういう作業シーンで使うか、考えて選ぶようにしましょう！

ロッキング機能

背もたれに体重をかけると、背もたれが倒れる機能がロッキング機能です。主に3タイプに分けられます。

ロッキング種類	特徴
背もたれのみロッキング	多くのオフィスチェアに搭載されているのが、背もたれのみロッキング機能です。
イス全体がロッキング	背もたれと座面が同時にロッキングします。 リラックス効果も高まりやすい一方、作業中や仕事中は、体が後ろに傾きやすいです。 読書・テレビ・映画鑑賞など、リラックス時に向いています。
背と座面部分が別々にロッキング	最も機能性が高いシンクロロッキング。体が無理のない姿勢で座ることできます。 最も優秀な機能ですが、価格も比較的高くなっています。

ランバーサポート

ランバーサポートとは、背面付いた腰をサポートする部分のことです。

腰と椅子のあいだに隙間を作らないことで、腰への負担を防いでくれます。

機能としてのデメリットはないですが
追加機能のため、値段がちょっと上がるのがポイントです。

後付けができるタイプや、別売りのランバーサポートを購入するのもアリです。

アームレスト

メーカーによっては肘置き・ヒジあてと表記されていることもあります。

ヒジ置きがあると、腕の重さを分散でき
デスクワークによる腕や手首の疲れを予防したり、
肩こりの緩和も期待できます。

ヘッドレスト

ヘッドレストは頭を寄りかからせることができる部分です。

リラックスしたいときにあると便利な一方で、
作業中に使う機会はほとんどありません。

高すぎたり低すぎたりして、頭の位置と合っていないと意味がないので、ヘッドレスト付きの椅子を選ぶ際は、自分の頭の位置に合っているか確認しましょう。

床に合ったキャスターを選ぶ

オフィスチェアに使われているキャスターには、
カーペットなどの柔らかい床用と、
フローリングなどの硬い床用があります。

床にあったキャスターを使わないと滑りすぎたり動きが悪かったり、最悪の場合、傷がつくこともあります。用途に合ったキャスターを選びましょう！

オフィスチェアを安く手に入れるポイント

オフィスチェアは、作業の効率や質・集中力にも影響します。

なるべく良いチェアを選んで、快適にしたい一方、ネックなのは価格…

良質なオフィスチェアは、1脚10万円以上する製品もあります。

元チェアコンシェルジュの僕がおすすめする購入先は２つ！

新品ならKagg.jp、中古ならオフィスバスターズです。

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