現代は「ネガティブキャンペーン」が裏目にしか出ない【Voicy文字起こし/西野亮廣エンタメ研究所 】

voicy 西野亮廣エンタメ研究所

スポンサーリンク


この記事のURLをコピーする
このエントリーをはてなブックマークに追加

攻撃するなら、賢く攻撃しろ

 

今日は「現代はネガティブキャンペーンが裏目にしか出ない」というテーマでお話ししたいと思います。

生理的に受け付けないとか嫉妬や妬みな場合によっては、自分の立場を脅かすかもしれない存在を許すわけにはいかないなど、様々な理由で人を嫌うとね。

僕は時間にシビアっていうかまぁせっかちだもんですから、自分がなんだか苦手そうな人を嫌いになるまでその人に時間を割かないし今さがなくてもいい環境であるので今はですね嫌いな人っての一人もいないんですね。

でもまあ職場にねそういう苦手な人は嫌いな人がいたらここを避けて通れなかったりするじゃないですか。

なので、嫌いな人に時間を割き続けている人がいても仕方がないと思うんですね。

今日は、事情があって嫌いな人がいる人を否定するわけではなくて、「嫌いな有名人のネガティブキャンペーンは全くもって裏目に働くからやめておいた方がいいよ」っていうお話をしたいと思います。

つまり、ネガティブキャンペーンをする側に寄り添ってお話ししたいと思います。

まず、嫌いな有名人のネガティブキャンペーンを始める前に15年前と今とで何が違うかを正確に把握した方がいいと思います。

15年前と違って、今は答え合わせができる時代なんです。

昔はネットに書き込むっていう行為はやっぱりまだまだハードルが高くて、それこそ2ch なんてわざわざ開かなかったじゃないですか。

わざわざあれ開かなくちゃいけないものだったと。面倒じゃないですか。

2ch 開いてスレッドを探して、少し前からスレッドを遡って、流れを呼んでっていう作業。

攻撃対象のことをよっぽど嫌いというか、よっぽど興味を持ってないと、そこまでたどり着こうと思わないっすよね。

すっごい段階踏まなきゃいけない。

なので攻撃対象を陥れることができるのであれば、そういう人しか集まってないから、そこにはなので攻撃対象を陥れることができるのであれば作り話だろうと何だろうとどんどん放り込んでよかったんですよ。

そこにいる人は悪口を言うことが目的の人たちなので、その人たちからすると悪口が言えたらいいので、基本的には答え合わせをする必要がないと。

当時、ネガキャンが決まりまくる時代ですね。

この時代のネガキャンにはもうむっちゃくちゃ大きいと効果があったと思うんです。

でも今どうなってるかって言うと、発信のハードルがグンと下がって、誰でも発信できるようになった。

もう激しい憎悪みたいなものがなくても、レビューできるようになったし、一人一人が YouTube チャンネルを持つ時代になった。

こうなってくると捏造によるネガキャンが裏目に働き始める。

証拠を調べ上げられて、答え合わせをされて、それが発信されてしまうからです。

これ面白い一件だなぁと思ったのが、去年ですね。

近畿大学の卒業式のスピーチをしたんですね。スピーチの内容としては「過去なんて今の 立ち振舞い次第でいくらでも変えられるのだから、理論上失敗なんてないので挑戦して下さい」と言ったものですね。

この言葉に説得力を持たせるために、僕がその場で8000人の生徒が見てるその目の前で失敗とされた過去を変えた瞬間を見せることであると。

それを見せてしまったら「あーなるほどな」ってなるわけですね。

15分の持ち時間のうち前半10分をですね失敗してそれを取り返してっていう繰り返しに使ったんですね。

その内の一つに僕の登場シーンで拍手がまばらだったから、実際は全然まばらじゃないけど、まばらっていうことにしてね。

僕がとっても恥ずかしいから、もう1回登場再登場するんで、いい感じの拍手をくださいみたいに登場をやり直したですよ。

緊張をほぐして場をあたためるための古典的な方法で、古くはヒーローショーの冒頭とかで司会のお姉さんが子供達にヒーローの名前をいわせるみたいなね。

それに対しお姉さんが「そんな小さい声じゃ来てくれないよ、もう1回」とかいうのあったじゃないですか、あれですね。

お笑いライブ行ったら前説と呼ばれる人たちが白紙の練習をしたりお客さんと一緒に大声でイベントのタイトルを何回もこう叫んだりするあれですね。

近畿大学の卒業式のスピーチって登壇するまでにかなり固めの行事が出て1時間ぐらい続くんですね。

卒業生と言うかお客さんですねえかれこれ8000人のお客さんが1時間ほど一言も走ってないですね。

ライブ用語で言うと客席が冷え切ってるっていうなかなかシビアな状況です。

ここに出て行って笑いを誘うにはまずはほぐさなきゃいけないヒーローショーで言うところのお姉さんの仕事お笑いライブで言うところの前説の方はお仕事を僕がやらなくちゃいけない。

でやったんです。

そうするとアンチ と呼ばれる方々がその途中途中その途中部分を切り取って「これはマインドコントロールだ!」とか「お客さんを洗脳している!」みたいな釣り道具後回して一時 Twitter 村はプチ炎上したんですがね。

そこで「最低だ最低だ」でつぶやいた方々が「もっと荒を探してやれ」となって YouTube のつまりノーカット版を見るわけですが、そこで答え合わせがされてしまう。

「イベントでよくあるただのつかみじゃん」となってそんなことにしのいい話してねっていう話になってくると結果その YouTuber 750万回以上再生されてめちゃくちゃ高評価なんだろ Twitter の評価と YouTube のコメント欄評価全然違うんですね。

そのきっかけを作ってくれたのは他でもないやアンチによるネガキャンなんですね。

あれがなかったらあの YouTubeでバズってなかった。

「YouTube を見て好きになりました」って言ってくださる方もめちゃくちゃ多いすごくあれでむっちゃくちゃと言ってしまったらファンが増えたと。

答え合わせのハードルが高かった頃のネガキャンは効果があったんですけど、答え合わせのハードルが低くなってしまった時代のネガキャンは確かなものでないと全く効果がない

切り取りハラスメントで無理くりに演出した素材はむしろ裏目に働いて「そんなことねーじゃん」っていう人を増やしてしまうし、そんなことないですよっていうファンの結束力を高めてしまうし、さらにはそれを続けていると強引にネガキャンしてる奴=ダサいになっちゃう。

だから僕ちょっとだけ悪戯心が働くことがあるんですけど、雑なネガキャンを見つけたら、何も言わずにリツイートしてるんです。

答え合わせは世間がしてくれるから。

政治とかが分かりやすいかもしんないですね。

おそらくで僕は別にどこの政党を支持してるとかないですよ。

おそらく多くの国民の声っていうのは、これだと思います。

「与党を応援しているわけではないけれど、野次しか飛ばさない野党は支持できないから与党を支持するしかない」っていう所だと思って。

つまり、無理くり演出したネガキャンによって自らの支持者を減らしているっていう状態ですね。

こういうことがネットでも起きているのが今なので。

無理くり入室したネガキャンていうのは裏目に出るから、控えておいた方がいいと思うし、パンチを出すんであれば、きちんと証拠を完全に抑えて、一発で仕留められるパンチを打ったほうがいいし。

そんなことよりも何よりも自分の時間は自分が好きな人や自分に使ってあげた方がいいと思うよっていうのが今朝のお話でした。

今朝ですね「現代はネガティブキャンペーンが裏目にしか出ない」というテーマでお話しさせていただきました。

このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサーリンク