「フリーミアム戦略」をはき違えちゃダメだよ【Voicy文字起こし/西野亮廣エンタメ研究所 】

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ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。

「無料にすればいい」ということじゃない

「自分はオンラインサロンには入っていないけれどもVoicy・YouTubeで勉強させてもらっています」「これで事足りてます」みたいなことを言われるんですが、もちろんの嬉しいんですけれどもくれぐれもまあこれまでのも何度もお話しさせていただきましたがもうオンラインサロンで話していることとVoicy・YouTubeで話してる内容とは全く別で。

オンラインサロンの方は本当に今自分が取れかかっている最新ビジネスに関する内容を共有しているんですね。

一方Voicy・YouTube でお話ししているのは、普遍的なことですね。もう昔から言われてるようなことをただただ僕の口で解説しているというだけなので、全く別もんです。

ここで話してる内容っていうのは別に調べや出てくることなので、僕から聞かなくても大丈夫なものですよっていうことだけお伝えした上で、今日はフリーミアム戦略を履き違えちゃだめだよっていうお話をさせていただきたいと思います。

先日、僕ラオスっていう国に小学校プレゼントしたんですね。詳しくは僕のブログに書いているので、そちらを覗いて頂きたいんですけれども、ざっくり説明すると絵本の印税を小学校の建設費に回してプレゼントさせてもらいました。

こういうことをすると「いい人ですね」とか言われるんですけども、そういうんじゃなくて、シンプルに僕は贅沢の類に一切興味がないし、貯金しておきたいという願望もないし、そんな僕がお金持っていたって仕方がないから、社会に還元したっていうだけの話です。

「いい人ですね」って言われるし、なんか女の子にモテそうだし、結果僕のためにもなっているので、売名行為だと思っておいてください。恥ずかしいんで、この話はここら辺で終わります。

そろそろお気づきかと思いますが、僕は実験が好きなんですね。その働いて稼いだお金を銀行に入れる人の物語って僕たちも散々見たじゃないですか。

なので、真逆の「たくさん働いてたくさんお金を稼いでそれを本当に全て社会に還元したらどうなるんだろう」っていうところに興味があるんですね。

働いて得たお金を全部社会に還元すると、一体どういう仕上がりになるんだろう。そこに興味があってですね。

僕のオンラインサロンメンバーさんも、そこを面白がってくれてると思うんですね。次は西野が何にお金を使うんだろうっていう感じです。

正直僕が働いて稼いだお金を何に使おうが僕の勝手じゃないですか。

でも多分僕が面白くないことにお金を使ったらガッカリされるぐらいにまでなってると思うんですよね。「なんでだよ!」って話なんですけども。

でも僕自身に大きな買い物する時に「これ買ったらメンバーのみんな面白がってくれるかな?」っていう自己チェックが入るようになってしまっていて、最近は味わい深い仕上がりなってきております。

もはや僕の銀行口座か、サロンメンバーの銀行口座かよくわからなくなってきているっていう感じですね。

そんな調子で毎日実験を繰り返してるんですけども、これをやったらどうなるんだろうという実験。

過去、えんとつ町のプペルの無料公開ってのがありました当時賛否両論あったんですけども、しかしながらえんとつの町のプペルでめちゃくちゃポジティブな結果が出てしまったので、その後の新刊の無料公開っていうのは出版の広告戦略の一つのスタンダードとしてきましたよね。

今 Twitter で無料公開でエゴサーチすると山ほど出てくると思いますし、さすがに「無料公開は良くない」とか「文化が破壊される」って言ってる人はもうほとんどいないと思うんですよね。

この新刊の無料公開戦略っていうのは広告の世界ではフリーミアムっていう言い方はしたりするんですね。

フリーミアムっていうのは顧客を増やすために基本的なサービスは無料で、そこから先の特別なサービスを 有料ですよっていう間ビジネスモデルのことですね。

ニコ生なんかをイメージしていただけると分かりやすいと思います。「ここから先は有料」っていうやつですね。

ちなみにスーパーの試食もそうですね。輪切りにしたソーセージを爪楊枝でこうツンツンつまみ食いするなゆま無料だけれども、パッケージに入れたかってねっていう。

他には化粧品の試供品などもそうですね。サンプルを無料で配って本気のやつが欲しかったら買ってねっていう。

様々な業界でフリーミアム戦略ってのは行われているんですけれども、何パーセントの優良客がいればこのビジネスモデルは回るのかっていう数字が出てるんですね。答えは5%。

5%のお客さんが買ってくださっているおかげで95%のお客さんが無料でサービスを受け取ることができる。
裏を返すと、運営側は100人に無料で提供したら最低5人は優良客になってもらわないとやばいっていう話ですね。

えんとつ町のプペルを無料公開した後、「僕も私も無料で公開する」ってば会っていろんな形が手をあげたんですけれども、彼らを見ているとですね無料公開=売れるっていう図式で動いてるように見えたんですけれども、そうじゃないんですね。

無料で提供したうち、最低でも5%の方に買ってもらわないと回らないんです。それをやらない限り、ただ無料で配ってるだけになっちゃっうんですね。ここで考えなきゃいけないのは全ページ無料公開したい本をですね。

つまり有料特典だよね ニコ生だったら続きが見れるなんですけれども、絵本の場合、全ページ無料公開してしまうと続きは買わなくても読めますよね。じゃあ買った人の特典は何なのって話になりますよね。

絵本の場合だとそれは有料特典は読み聞かせになるんですよ。読み聞かせ=親子で肩並べる読み聞かせする時には二人で見れるだけの本の面積が必要なんで、スマホだと読み聞かせしづらいんですね。

あと一人で読むには最適だけれども、読み聞かせするには最悪になるように絵本えんとつのプペルの無料公開って縦スクロールにしたんですね、いやらしいでしょ。

こういうところで軽めのストレスを用意しておく。そしてそのストレスを解除するために料金が発生するっていう設定ですね。このあたりはスマホの通信制限のノリに近いかもしんないですね。フリーミアムだ言って 無料公開しているエンタメの多くはここの設定ができていないことが多い。

残酷なんですけども、そもそも問題として有料の価値があるものを無料で公開するから意味があるわけで、さすがにこの仕事でお金取っちゃダメだろっていうものを無料公開しても未来がちっとも開かないですね。

このあたりの話は僕の著書革命のファンファーレにおもっくそ詳しく書いてるんで、特に経営者さん・広報担当者さん・クリエイターさんはもう絶対に読んでほしいですね。僕、嘘をつかないんであの本を読むのとないのとではその後の人生を大きく変わってくると思いますんで、これ絶対読んでください。

今日のまとめです、三つですね。
1.フリーミアムは5%の優良客を掴まなきゃいけないよっていうとこですね
2.無料で出せばいいわけじゃなくて有料特典を明確に設計しなきゃいけないよっていうとこですね
3.そもそも有料の価値があるものを見せに並べれば売れるものを無料で出さないと意味がないよっていうところですね

無料のものを無料で無料だろうと思われてるものを無料で出しても意味がないよっていうことですねここは絶対に押さえておいてください

というわけで今日はフリーミアム戦略を履き違えちゃだめだよっていうテーマでお話しさせていただきました。無料にすれば売れるぞっていうことではないよっていうお話です。

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