他人の目的と手段に口を挟まない方がいい【Voicy文字起こし/西野亮廣エンタメ研究所 】

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ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。

ある一つの目的は、より大きな目的の下では手段となる

今朝はですね他人の目的と手段に口を挟まない方がいいよというテーマでお話ししたいと思います。

どうですね昨日ですね面白い記事を見つけたんです。村山昇さんという人材教育コンサルタントの方が書かれた記事なんですけれども、目的と手段が時に入れ替わる理由についてですね。

そこではある一つの目的はより大きな目的のもとでは手段となるって書かれていたんですね。ちょっと難しいですね、説明します。

例えば小学校の頃を振り返っていただきたいんですけれども、あの頃僕らにはテストでいい点をとるっていう目的がありましたね。

そのための手段として勉強をしていたと。この場合、「目的=テストでいい点をとる」そして「手段=勉強する」ですよね。

ところが、大学になるといい大学に入って好きな研究をするという次の目的ができて、その時は「手段=テストでいい点をとる」になってしまった。

テストでいい点をとるっていう手段は、数年前まで目的だったはずなんですね。ここでズレが発生するわけです。

大学に入ったら、「専門を生かした就職をする」という目的ができると。

すると、「いい大学に入って好きな研究をする」という少し前まで目的だったものが手段に変わるということですね。

これが冒頭申し上げました「ある一つの目的はより大きな目的のもとでは手段となる」ということですね。

で、今日話ししたいのは、「目的と手段を入れ替えるな!」とか「手段を目的化するのは良くない!」っていう話じゃなくて、

「手段には目的というものは もう人が今置かれてる立場によって状況によって変わってくるものなのだからかくあるべしであなたの立場から手段やら目的を共有しちゃだめだよ」っていう話です。

このことについて自分の話をすると、理屈で持って自分を正当化してるみたいに聞こえちゃうから嫌なんですが、やはり自分の話をしたほうが説得力があると思うので、自分の話をします。

この放送をお聞きの方は既にご存知だとは思うんですが、僕は世間一般でいうところの芸人さんの仕事はしていないんですね。

グルメ番組に出たりだとか、コメンテーター行ったりだと、カラオケしたりだとか何か IPPON グランプリ出たとか。ほぼしていない。やっているのはもうゴッドタンぐらい。

25歳の時に今のような方向に舵を切ったんですが、理由は「もっとたくさんの人を楽しませたい」と思ったから。

僕は小学校2年生の時にお笑い芸人になりたいと思ったんですけれども、元々たくさんの人を楽しませたいなーっていう目的があって、そのためにテレビに出たくて、その手段として漫才をして、劇場に立ったんですね。

おそらく世の中の99%の芸人が僕と同じ流れだと思います。元々はたくさんの人を楽しませたいというところから入ってるはずだと思います。

ようやくテレビに出られるようになると、次はもっとたくさんの人を楽しませたいという目的が出てくるんです。それが25歳ぐらいの時です。

これがさっきの話みたいに勉強が軸になっていれば、非常に分かりやすいんですが、僕の場合もっとたくさんの人を楽しませるためには、日本語はある程度切り捨てなきゃいけないんですね。

その時、手段がボケとツッコミという会話から円に変わるわけですね。

ここで非言語もしくは翻訳のハードルが極めて低いアプローチを選ばないと世界で戦えない。

世界で戦えない=楽しませられる人数が増えないということですね。

手段を変えないことには目的が達成されないんですね。

僕の前腰のが手段の種類こと変えてしまっているって言うとこですね。

そんなもんだかありまして今に至るわけですが今でもアンチの方から「お笑いやれよ!」とか言われたりするんですね。

そんなに見たいので話しないのか僕のお笑いそんなみたいの大好きじゃん。

僕がいなくなったらあなたが都合が良いはずなのに「お笑いやれ!」と言われたりするんですね。

今でも、ただひとつ言えることは、僕は10代の頃よりも20代の頃よりも今の方が楽しませている人の数が多いんですね。

自分の単独イベントに足を運んでくださる方の人数でいうと10~20倍くらいはと増えたと思います。
もう何万人規模になっているんで。

音楽ライブ行かれてる方とは、ちょっと感覚が違うと思うんですけれども、お笑いライブって多くても2000人ぐらいなんですね。

何万人(5万人とか10万人とか)そういう規模ではなかなかやれないんですね。

ちょっとずつ今の方向にシフトチェンジして やっぱりやイベントに足を運んでくださる年間すごい数の方が足を運んでくれるんだとそれなりに目的には近づいているんですね。

まだまだ遠いですよ、まだまだ遠いですが、目的には近づいてる。

おそらく僕の手段は今後も変わっていくと思いますが目的が変わる場合もあるし時代が変わる場合もあるのでそれに向けて適切なアプローチをすることが僕にとっての手段ということです。

そろそろまとめに入りたいんですが、言いたいことは二つで一つ目は手段や目的はその人が今置かれてる立場によって変わるものなのだから、かくあるべしであなたの立場から何やら目的を押し付けちゃだめだよっていう話です。

例えば、日本では日本語を喋ってアメリカでは英語を喋ってる理由というのはコミュニケーションをとりたいからっていう目的がなので、そういう人に対して「日本人なら日本語を喋れよ!」っていうのは、あなたのエゴでしかない。

あなたの言う通りにして、日本語しか喋らなかったことで発生した被害の責任はあなたが取れないと思うんで。

置かれてる立場によって、目的や手段が変わるということを想像することが非常に重要だと思います。
それともう一つですさっきちらっと出ましたが目的が変わることもあれば時代が変わることもあるんですね。

現代において気をつけなきゃいけないのはむしろこっちですね。

いま芸人さんが YouTube のほうに流れていますが、江頭さんとか宮迫さんとか特別なキャラクターや事情を抱えた方は除いて、参戦が遅いと思いませんか?

もうちょっと前に芸人さんが入っていれば YouTube で人気出てたはずなんですけ、どちょっと遅いですよね。

今2020年に YouTube 参戦するっていうのは、考え方二つあると思うんです。

1つは、シンプルに気づかなかった。YouTube ってどんだけ盛り上がってるのかをシンプルに気づかなかった。

そして、もう一つ参戦したくても、参戦できなかった。僕は後者だと思ってるんです。

参戦したくても参戦できなかった原因は、「芸人ならひな壇に出ろよ!」と言い続けたことによる弊害だとを見ています。

言い換えると、手段に入れ込みすぎた結果、時代の対応が遅れた。

今後、時代の展開スピードが速くなればなるほど、こういった事故は多発するので、手段は手段として、あくまで手段として捉えておいた方がいいと思います。

けど地雷踏んじゃうぞっていう時間も特に今なのか Twitter にはこのツッコミ文化なってるからあれはよくないとかなんとかのくせにとかどんだけいいツッコミをすればいいツッコミをすれば自分にポイントが入るみたいになってしまっているんで、余計に手段の幅を狭めてしまう自分の手段の幅を狭めてしまうことなるから本当に気を付けた方がいいと思います。

というわけで今日はですね他人の目的と手段に口を挟まない方がいいよっていうテーマでお話しさせていただきました

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