「執念」は見える【Voicy文字起こし/西野亮廣エンタメ研究所 】

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ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。

気をつけろ。全てバレてるぞ

 

ちょっと今日はですね「執念は見える」というテーマでお話ししたいと思います。

今日は数値化できない事象についてお話したいと思います。まあ、ただ勝負の分かれ目はここだぞって言うすごく大切なお話です。

現在公演中の、舞台えんとつ町のプペルを見に行かせていただいたんですけども、やっぱり最初に一番強く飛び込んできたのは演出家の児玉明子さんの変態性と言うか執念ですね。

初めて見させて頂いたのは、一番最初の通し稽古の時で、もちろんまだまだ完成してなくて、美術セットもなかったし、衣装もまだまだ揃ってないっていう状態だったんですけども。

明らかに児玉さんのお仕事に血の匂いがして。児玉さんが、この作品に費やした時間とか想いが透けて見えたんですね。

「夜な夜なずっと考えてたんだろうな」っていうのが伝わってきたと。

先に言っておきますが、僕スピリチュアル系みたいなものに一切興味がないので、そっち側の人間でないということをお伝えした上で。

これは美術館とかに足しげく通ってる人なら、経験したことがあると思うんですけども、時々立ち止まって動けなくなる作品であるんですね。

なんかもう「何だこの作品?」っていう金縛りにあうような感覚であるんですよね。

そこにあるのは「上手い、下手」の議論じゃなくて、明らかに作家のこの作品に込めた執念なのか怨念なのか、そんな類のものが存在していて、自我みたいなものがそこに発生してるんですね。

時々、クラクラすることすらあるとね、昨日ねオンラインサロンの方に、具体的な例を挙げて記事を書いたんですけども。

言ってしまったら、自分が提供している作品のここは素晴らしいけども、ここは僕は全然納得がいってないみたいな。その納得がいってない理由は全然その怨念みたいなものが入ってないような。

具体例をここであげてしまうとね、場合によってはニュース記事として切り取られて、嫌な感じで編集されて誰かを傷つけてしまうことになりかねないので、具体例は避けます。

皆さんにお伝えしたい話は、その道のプロの中でも現在進行形で結果を出し続けてるじゃないですか。

そういう人のもとには毎日たくさんのプレゼンターが行ってますよね。非常に生意気な話ですが、僕も毎日たくさんプレゼンを受ける側にいます。

そんな人間から見ると、企画書であろうが、音楽であろうが、デザインであろうが、ラフスケッチだろうが、プレゼンするものに込めた執念っていうのは、一発で見破られ、そこにかけた時間だとか愛情だとかそういうものは一発で見破られる。

どれだけ表面を整えていても、費やした執念は「コイツ片手間でやったな」っていうのは、結構すぐばれるんですよね。

僕はもちろん音楽をやってる人間ではないんですが、例えば音楽を持って来られた時に、この音楽家さん手抜いたってわかるんですね。

「もういろいろやってる仕事のうちのただ一つ・よくある仕事に一つ」みたいな感じこのそれくらいの扱いでこの作品と向き合ってるんだなっていうのもすぐわかる。

音数なのか何なのか、これがこうだからっていうのは言えないんですが、もうすぐ分かるとこれ嘘だと思うでしょ。その執念みたいなものが透けて見える。

嘘だと思うじゃん。でも全然嘘じゃなくて、長年書店に勤められている書店員さんとか「売れる本っていうのは読まなくても表紙を見れば大体わかる、オーラが違う」みたいなこと言うんですね。

やっぱり何千冊、何万冊見てきた人って、そこの匂いを嗅ぎ取ることはできる。

僕はできないですよ。正直僕はできないですが、やっぱり書店員さんとかは「ああもこの本売れるな」っていうのはも並べる瞬間分かるんですって。

映像の編集なんか顕著ですね。この「1分〜1分55秒は、ほんまにお前つないだみたいな?」事が普通にこう会話として飛び交ってるんですけど。バレてんすよ。

映像に込められている優しさだとか、間とか執念みたいなものが、もうその映像を見た瞬間に「急にこのシーンだけなんか愛情ないな」って。

ゴッドタンとかって、スタッフさんが本当に心の底から芸人のこと愛してくれてるんだろうなっていうので伝わってくるじゃないですか

もう本当にギリギリまでしてくださったんだろうなあって、片手間で編集してないって。この芸人をとにかく面白く見せるために、あの手この手でやってくださったんだろうなーっていうのは、なんかすごいその想いがすごい伝わってくるじゃないですか。

あれも全然嗅ぎ取ってるなと思ってね。近いところでいうと、おそらく心当たりがあるのは初対面の人と向き合った時に、話さなくてもおおよその性格と育ってわかるじゃないですか。

それ大体合ってない?あれです。

おそらく僕らは仕草とか目つきとか発声とかなどの微妙な差を汲み取って、統計を取ってるんだと思います。

なので、数をこなせばこなすほど、その先の情報が正確に見えてくる。

だから、もしあなたに売り込みたいものがあるのならば最後の最後の最後の仕上げまで、絶対に手を抜いちゃダメ。

仕上げのヤスリをかけて、もうこれ以上やってももうほぼ形が変わらないかなって思っても、そこにかけた時間・思いは必ず見つかる。

「こいつ最後の最後の最後の詰めの部分でヤスリがけのサボったな」ってのは見透かされる。相手がプロであればあるほどです。ごまかしなんか絶対に聞かないで話です。

少しだけシビアな話をするとですね、ごまかしたとするじゃないですか。「大体これぐらいでいいでしょ」っていうレベルのものを。

しかも、ぱっと見はもうあの綺麗に整っているし、周りと比べても遜色がないようなんだけれど、裏側では自分でどっかで「だいたいこれぐらいでしょう」っていう思いがあって。

そういうものを提出したとするじゃないですか。その瞬間「この人はこういう仕事をする人なんだね」と思われてしまって、一気に信用が落ちて、二度目はもうない。

本当に2度目がないんですね。そういうことをする人って。

2度目があるのは執念を絞り出して、残すは技術だけという人だけで、「だいたいこれぐらいでいいっしょ」っていうお仕事をやった人にはもう二度とチャンスがない。

そらそうですよね。「大体これぐらいにしよう」っていう人に「もっとやる気出そうよ!」という義理なんて1つもないんだよ。「はいそれで終わり」ですね。

ここは非常に気をつけたほうがいいと思います。

最後を知らせでございます。この番組は番組冒頭でご紹介させて頂いております。

個人スポンサーさんのご支援により運営させて頂いております。

100名募集させて頂いたのですが、まもなく全てご紹介しようあるので、改めて募集させていただきたいと思います。

備考欄の方にリンクの方を貼っておきますので、是非ご一読ください。よろしくお願いします。

というわけで、今日はビジネスの話が好きな人からすると、随分ちょっとなんか想いとか念とか言ってるから、胡散臭く聞こえるかもしれませんが、非常に重要なここが最後の最後の決め手ここだぞっていう。ここは甘く見ない方がいいぞ。というお話をさせていただきました。

気をつけろ全部ばれてるのっていうお話です

素敵な1日をお過ごしください、キングコングの西野亮廣でした。

それではまた明日。

ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。

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