舞台「えんとつ町のプペル」がキラーコンテンツになる理由【Voicy文字起こし/西野亮廣エンタメ研究所 】

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ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。

あの舞台は、ちょっとヤバい!

キングコングの西野亮廣です。お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の運営をしたりしております。YouTubeでお聞きの方は、何のこっちゃ分かんないと思うんですが、毎朝7時Voicy音源を配信してるんですが、今日はもう15時半ですね。

なんと4時間に出してるんだって話なんですがこれもシンプルに酔っ払ってたって言う。というのもですね、昨日、舞台えんとつ町のプペルを見に行ってきて。で、佐藤さんと打ち上げをして、部屋に戻ったらまた主演の須賀健太から連絡があって「飲みましょうよ」みたいな。
そっからまた部屋で飲んでうだうだと喋ってて、まあ遅くまで飲んで、東京に戻ってきて、今に至ると。

だからこんなになってしまったんですけども、今日はですね倉持昌弘さんの提供でお送りしたいと思います。

テーマですね「舞台えんとつ町のプペルがキラーコンテンツになる理由」を話したいんですけども。舞台えんとつ町のプペルが開幕したんですけど神戸でね。最高でした本当に素晴らしかった。

ちょっとだけね、内容をかいつまんで説明するとですね、あのシルクスクリーンって呼ばれるですね、半透明のスクリーンの使い方が本当に見事で。当然ハンドメイドスクリーンなので、スクリーンの向こう側のセットだとか、キャストが透けて見れるんですけども、このスクリーンに絵本の映像だとか今回の舞台用に作られた映像が投影されるんですけどね。本当なんだろうな、もう本の中に役者さんがいるんですよ。

もう見事。あの映像過ぎたらちょっと冷めるじゃないですか。舞台見に行って、映像作品みたいになったら「いやそれだったら映画でいいじゃん」ってなるんじゃないですか。そこまで行ってないけど、映像のさじ加減が本当に見事で。

結果、えんとつ町がそこにあったんですけども、昨日は家族連れも多かったんですが、近くの席に座ってた子供はずっと興奮していて。ちょっとやばかったですね。クオリティが見所を言うとね、山ほどあるんですが、まあそのうちの一つにですね、セット転換があると思います。

この場面が変わるごとにセットがこうこうこうって動くんですけど、あのセットとこのセットが組み合わさって、こうなって、あのセットがひっくり返って、そこにこういう照明があたって、こうなってみたいな。がなんかもう次のセットが出来上がるまでの過程とその結果にですね、ルービックキューブのような気持ち良さがあって。そこがカッチリできた瞬間に「おぉ!」みたいな。

そこのセット転換、場面転換もエンターテイメントであったと。あと役者さんですね。基本一人三役・四役ぐらいやってるんですね。んでもって、このセットの移動も役者さんの仕事だったりするので、一時間半の間に役者さんが舞台袖に降りてる時間がほとんどないんですよ。

1時間全力疾走の前やけど。あれはね体力勝負はめちゃくちゃ痩せる。最後にカーテンコールで役者さんがズラ並んだ時のアベンジャーズ感。ヒーロー感。これ僕ブログに書いたんですけど、そこがほんとすごくて「あんだけすごいことだったこの人数でやってたの!?」っていう。体感では30〜40人ぐらいステージ上にいる感じなんですよ。

これをご覧になられた方も確かに入っていただけると思うけど、すごいんです。あの人数、たったの人数であれだけのエンターテイメント作ってたんか!っていうヒーロー感半端ねえ。

本当によかった舞台えんとつ町のプペル。神戸公演は当日引換券みたいな が出てたりするのかな。あと東京公演チケット完売してるんですけど、もしかすると、劇場のホームページで買えるかもしんない。東京公演はチケットぴあとか楽天チケットかあの辺はも全部そうなっているんですが、もしかしたら劇場のホームページで売られてるかもしんね。

そこだったら、ギリ狙えるかもしれないんで、東京公演を是非狙ってみてください。

今日はね、舞台えんとつ町のプペルが凄かったっていう話をしたいわけではなくて、舞台えんとつ町のプペルがキラーコンテンツになる理由についてですね。もう結論から言うとですね、舞台えんとつ町のプペル、あれは10年後も20年後も普通に上映されてると思います。

間違いない。これは何かって言うとやっぱりね、映画とかアニメの舞台化ではなくて、絵本の舞台化だからね。原作が絵本にあるっていうところがそれを可能にしていると思うんですけども。

エンタメって大きく2種類に分けられると思うんですね。ファンと一緒に年を取っていくエンタメか、お客さんが入れ替わるエンタメか。これどっちが優れているって言うわけではなくて、どっちが優れていると話じゃなくて。ただシンプルにエンタメって二つに分けられるよねっていう話ですね。

ドラゴンボールとか少し特例なんですが、ドラゴンボールは新作ずっと出てるんでね。漫画とかって意外とファンと一緒に年を取っていくんですね。

僕ら世代からすると考えられないんですが、今の10-20代の子って「スラムダンク知らない・読んだことがない」っていう人結構いるの。連載が終わってないものでも、例えばゴルゴ13のファン層って緩やかに年齢が上がり続けてると思う。

くれぐれも、それは駄目だっていう話ではないですよ。そういうもんだっていうことですよ。タレントで言うと分かりやすいかもしんないですね。20年前に僕のことを応援してくれていたメインは女子中高生だったんですが、年齢がどんどん上がってきているって言うね。今また絵本とかやり始めたからまた次の世代が入ってきたりはするんですが、基本的にはファン層っていうのは上がってきてると。

タレントが歳を重ねるに揃って、ファンも年を重ねていくっていう話ですね。

エンタメはやっぱりファンと一緒に年を取っていくエンタメかファンが入れ替わるエンタメか。二つに分けられると。

で、この本っていうのは、僕はこれをランドランドセル型のビジネスって呼んでるんですけど。絵本っていうのは読む人と買う人が別で。基本は子供もがある程度の年齢になった時に、親が子供に買うのがベースになってると。本当によく言ってるんですが、絵本というものは 選んでもらって面白かった絵本=つまりハズレじゃないことが約束されてる絵本を自分の子供に買い与えるっていうループになっているから、数十年前のベストセラーが売れ続けるという特異な現象が起こっている。

事実 Amazon の本の売り上げランキングとか見ても、20年前とか30年前に出た本が上位を占めていたりするんですね。

ここから興味深いのがですね、この無双モードに入った絵本あるじゃないですか。「はらぺこあおむし」とか「のんたんと一緒」とか。他のタイトル忘れたんですが、なんか無双モードに入ってる、ずっと売れ続けてる本あるじゃん。この無双モードに入った絵本の中で一時間半程度の舞台ができる作品が見当たらないと。

そこに舞台えんとつ町のプペルがすっぽり入って。わかりやすくですね、客席が老若男女になっていて。で、物販ブースでお土産として、まだ買われていくとね、これはまず間違いなく10年後も20年後も舞台えんとつ町のプペルの客席には、子供つまり新規さんが座ってると思うんですね。

あとは劇中で使われる音楽だと思います。あの歌を生で聴きたい需要は残り続けるんで。えんとつ町のプペルの次の課題はヒットナンバーを作るということだと思います。それ作ったら、ちょっともうしばらく牙城が崩れないと思いますね。

やっぱりエンタメ的な観点から見ても面白いし、絵本を舞台化というのはビジネス的な観点から見てもかなり面白い。一番近いビジネスモデルだとショッピングモールとかでやってる15分程度のアンパンマンショーがそれにあたりますかね。収益を生みながら次世代のファンも作ってると、ただアンパンマンショーは、やっぱり子供を持たない大人の層が取れていない。

大人が一人で見に行くステージの作りがなっていないっていうところが、唯一の弱点なのかな。あれは成功ですよね。ビジネス的な無理であれ完全にキラーコンテンツなんでえんとつの町プペルは作品のクオリティもさることながら、結構不死身なビジネスモデルだと思いますっていうのが今日の結論です。10年後も20年後も普通に上映されていると思います。

ちょっとこの辺は注目して見ていてください。「絵本を舞台化した時って、こんだけ寿命が延びるんだ」っていうすごい面白いケースだと思うので、えんとつ町のプペルを一度ビジネス的な目で見てくださいというお話でした。

というわけで、今日は舞台「えんとつ町のプペル」がキラーコンテンツになる理由というテーマでお話しさせていただきました。それではまたお会いしましょう、さいなら。

ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。

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