
「投資についての持論」と、いかにもドヤ顔的なタイトルをつけている今回の記事。でも正直なところ、そんなに儲かってるわけでもないですし、上手くいっているわけでもありません。
ネットや投資雑誌なんかでよくある「サラリーマンの傍ら、投資で1億!」とかの方法の記事ではありませんが、等身大の投資の感覚を、ふと書きたくなりました。
私は23歳から投資を始めて約6年になろうとしています。その中で学んできた、なんとなくわかってきた感覚を「これから投資でもしようかな」と思っている人に伝われば幸いです。
投資の基本スタイル
導入でも書きましたが、私は投資はしていますが、儲かっていません。トータルで言えば6年で+1%くらいというところでしょうか。
東日本大震災から1年経った、2012年から投資を開始していて、1%のプラスなので、実質マイナスなのかもしれません。
でも、「株価は底をついて、上がっていくしかない」と思って投資を始めたので、我ながら悪くはない投資開始タイミングだったのかなと思います。
そんな私が感じた投資ってこうやるほうがいいな。と思った点を3点お伝えします。
目先の利益を追わない。

すごい当たり前なんですけどねー。「そんなことわかってるよ」って声が色んなところから聞こえてきそうですね。
でもなかなか守ることができないんですよね。当たり前こそ大事ですし、忘れてしまいがちになるんですね。
例えば、株主優待の権利日が近づいている、と。
で、その優待が欲しいがために買うのですが、チャートを見たら株価が上がってきて、ちょっと割高だなぁって時。「でも目先の優待を考えて買っちゃおう!」と購入してしまう。
やってみたらわかるのですが、これが意外と多いです。(私の場合、株価が低い時に買ったので、あまり損していたことはないですが…)
こういった目先の利益や株主優待を目当てに売買をすることはオススメできません。よくある話ですが、株主優待の調味料セットが実質¥10,000で買うことになる羽目になったり…。
買う前にはしっかり冷静になりましょう。
無茶しない

いろんな株や投資方法を知ると、元々ここまで…と決めていた予算を上回るときがあります。
私は当時独り身だったこともあり、まぁ貯金の70%くらいまではいいかーと安易に考えて、やりたい投資はどんどんしていました。けっこうな無茶でしたね。
結果、どうなったか。
いざ、いろんなお金が必要な場面になった時に株を売るという方法しかなくなりました。一応、まとまったお金は残していたのですが、足りず。泣く泣く株を売り払ったのですが、時期が最悪なことに、株価の低い時に手放して損してしまいました。
私のような経験は投資初心者の失敗として意外と多いと思います。
体感としては、貯金全体の50%を限度にした方が良いと思います。ただ、「子供がいる」「これから結婚予定がある」などのライフステージによって、この割合は全然変わると思いますが、どんなに投資を目一杯しても全体の6割までくらいが限度です。
ずっとチャートを気にするようなものは買わない。

投資の初心者に結構ありがちなんですよね、このパターン。私もまさにこのパターンに入っていました。
投資初心者が、最初買った商品のチャートが気になるのは当然だと思います。でも買ってから何週間も経っているけど、毎日見ないと落ち着かない。トイレ行くたびに携帯で見ちゃう、と言うような投資方法は避けたほうがいいと思います。
おそらく、その株は乱高下しているのではないでしょうか。本当に初心者にありがちなミスです。乱高下するような株は、株が上がった下がったで一喜一憂するので、株やってる感の株で初心者にとっては、すごく刺激のある株なんです。
でも、株投資の本質を考えてみてください。投資で資産を増やして優雅な暮らし(?)をしたいという目的ではなかったでしょうか。
本質で考えるならば、長期的に見て、利益が上がる可能性が高い株を買うべきでしょう。
まとめ

私なりの投資スタイル、気をつけていることをお伝えしたつもりですが、いかがだったでしょうか。
特に初心者の方は、色んな情報を参考にして、自分にあったスタイルを見つけて、私のような遠回りなパターンにならないように願うばかりです。