【45歳リストラ時代】今後、「会社」はどうなる?【Voicy文字起こし/西野亮廣エンタメ研究所 】

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ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。

会社というシステムの限界は間違いなくきている

 

今朝は【45歳リストラ時代】今後、「会社」はどうなる?というテーマでお話ししたいと思います。

先に言っておきますと、今日は結論がこれといってありません。

「今なんとなくこんな感じですよ」っていう共有ができたらいいかなとあと。

組織はどうあるべきかぐらいまで話せたらいいかなと思ってます。

 

今、僕たちは、オンラインサロンというものを通じて向こう100年生き残るチームの新しい形を探っているんです。

世界初の株式会社と言われてる東インド会社ができたのが、確か1600年頃だったので、この会社っていうシステムの歴史っても400年ぐらいです。

さすが400年も続くだけあって、今でも僕は株式会社っていうのはよくできた仕組みだなぁと思っていたりするんですが。

ここ最近、会社であることがネックになっている場面が目立ってきました。

 

会社であることがネックになっている場面

 

一つは意思決定のスピード。

大きいことしようと思ったら、それだけ大きな組織である必要があるんですが、一般的には組織が大きくなればなるほど遅くなる。

それでも前までは、遅さが命取りにならなかったんですが、組織なんかを介さなくても、個人で発信できるようになった時代では、スピードっていうのが原因で組織が個人に負けてしまう場面が増えてきたように思います 。

 

わかりやすいところで言うと、数十人のスタッフで作ってるワイドショーよりも時事ネタを切っているホリエモンの YouTube チャンネルの方が面白がられている上に、利益も生んでたりしていますが、あれなんでまさにそうかもしんない。

報道っていう組織は、カルロスゴーンさんに直接インタビューする企画を通そうと思ったら、偉い人に何個もハンコを押してもらわなきゃいけない。

で、ハンコが集まった頃には鮮度は落ちているので、そのニュースは機能しないと。

今はたまたま、メディアで例えましたが、基本同じような事が様々な業界で起きています。

 

 

次に会社っていうシステムがちょっと厳しいなと思うのは、生産力の問題です。

残酷なのは、特に最近の仕事においては、50代の方よりも20台の方のほうが生産力があったりするので、一般的な会社の考えでは50代の社員を雇うのでなかなか辛いんです。

で、最近45歳リストラ時代なんて言われたりしています。

 

今日のトヨタ自動車の社長の「終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」っていう発言が大きな話題になりました。

この波をどう乗り越えていくかっていうのが現代人に課せられたテーマだと思うんですが、僕の場合はオンラインサロンをやればやるほど、時代がオンラインサロンというものを求めたのは必然としか思えないんです。

 

オンラインサロンの実態を知らずに、自分の中で想像したイメージで否定する方がいらっしゃいますが、その感覚でいるとちょっとやばいなあと思ってます。

もちろんオンラインサロンにも、ピンキリがあります。ひどいものは結構ひどいと思いますよ。

ただ、うまく回っているサロンは会社の機能を使えるところは使って、切り捨てるところは切り捨てて、新しい組織として機能しています。

 

例えば、西野亮廣エンタメ研究所では、 プロジェクトごとにサロンメンバーが集合・解散をカジュアルに繰り返して、それがボランティアの場合もあれば、場合によっては、サロンの売上がサロンメンバーのお給料になっていたりします。

すごい変な話ですが、月額1000円を払って、毎月50万円の活動支援を受け取っているサロンメンバーもいます。

 

この指とまれでプロジェクトチームが4万人の中から集められているので、熱量が高い人しか集まっていない。

そのプロジェクトには、もちろんプロジェクトやってる方もいれば それを見てる方もいらっしゃる。

 

どっちだっていいんですけども、いずれにせよ、プロジェクトやってる方ってのは熱量が高い人しか集まってないと。

窓際に座って仕事の終わる時間をひたすら待つ社員は一人もいないんです。ここにお給料のロスがないと。

 

先日、キングコングの PV を撮ったんですが、梶原君と一緒に二人で PV 撮ったんです。

それも撮影、編集が得意なサロンメンバーに500万円の制作費をお渡しして、この中で見つけてくださいっていう形で撮っていただきました。

 

普段、意見交換・世界観の共有を繰り返しているサロンメンバーに発注したので、意思疎通の進行方向にずれがなかったんです。

これが非常に大きくて、無駄がなかった。

 

僕らはオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所を運営する会社株式会社NISHINOの会社としてのあり方を模索していて。

やっぱり僕は、いつ独立しても食える状態にしてあげた上で社員さんとして付き合うべきだと思って。

 

社員さんとはいつ独立しても食える状態にしてあげることが非常に重要だなと思って、上司とか社長が生活の部分で社員の弱みを握っているのは、健康的じゃないし、そんな会社には才能が集まってこないので、遅かれ早かれ潰れるなーっていうのが僕の見立てです。

ポイントは、「いつ独立しても食える状態にしてあげて社員さんと向き合う」であって、何が何でも独立させるって言うことではないですよ。

 

独立しても応援するし、独立しなくても応援しますよっていうのが株式会社NISHINOの基本スタンス。

僕はスピード出世なので、二十歳の頃からブイブイ言わせていたんですが、それってね他人が管理してるお金(制作費)の中での活躍だったんですね。

 

なので、当時は最終決定権が自分じゃなかった。

これだと極端に面白いことができない。というわけで25歳の時にテレビの世界から軸足を抜いて。

 

忘れもしないです。中野TWLっていう小さな小さな小屋で、自分で予算管理をしながら、再スタートを切ったんですが、その時に使えるイベントの制作費がわずか4万円だったんです。

仕方がないから自腹を切って、美術とかを買って、それなりに見栄えのする舞台を作ったんですが、最初使える予算が全然なかった。

 

当時はクラウドファンディングみたいなものもなかったので、予算の作り方も知らなかった。経済的な独立はまだまだ先だったんです。

それから考えると、去年うちのインターン生なんかは3千万円近くの予算を使ってると。

 

当時の僕からすると考えられない勝負をしているんです。

コレは西野の看板をうまく利用した形だと思います。

でも、僕は「彼らには僕と同じ苦労しろ!」なんて絶対思わないんです。

 

「立ち上げの苦労はもう僕がやったんだから、その先の苦労してくれないとチームの意味がないじゃん」と思ってます。

パスをつないだから、シュート決めてくるよっていう感じ。

で、僕には当時独立するって選択肢がなかったんですが、うちの社員は独立してもいいよ、と。

 

でも、いずれにしても、独立しても食える状態にしてあげた上で社員さんとして向き合うっていうこと守っています。

その方がいいですよね。

さてさて、僕自身は戦況を見守っている感じなんですけども、いまウチの新入社員はインターン生がオンラインサロンが本当に賢く使いながら、ほどよい時間も保ちつつ、可能性を探っていたりします。

 

次の時代のチームの形で、その正解はおそらくこのあたりから出てくるんだろうなーって思いますね。

町・集落には名前がついていて、それぞれの町・集落には世界観とかやんわりとした方向性があるじゃないですか。

 

下北沢なら演劇とか音楽だし、大間ならマグロ漁だし、そこの世界観に共鳴した人たちが集まって、そこで仕事が待っている。

それをオンライン上で実現させたのは、オンラインサロン。

 

従来の会社という形がなんとなく限界を迎えつつある中、オンラインの集落が時代にマッチしている感じがしています。

このゆるやかなつながりこそが、次の時代を乗り越え、乗り物になるんじゃないかなって思ってます。

 

今朝は今後の組織のあり方についてお話しさせていただきました。

じゃあまたね。

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