役に立つ情報ばかりを取り込むな【Voicy文字起こし/西野亮廣エンタメ研究所 】

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ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。

情報は「発信」とセットだ

Voicy・YouTube でもよく言っているんですが、僕は西野亮廣エンタメ研究所っていうオンラインサロン運営していてそこでは毎朝2000文字から3000文字ぐらいの記事を投稿してるんですね。

内容は僕が今現在取り組んでいるエンタメビジネスに関する記事です。

びっくりするぐらい前に言って本気で書いています。

僕がビジネス書を出さなくなったのもこのためです。

で今日ここでお話しするのは、昨日一昨日のサロンに投稿した記事の前振りになるんですが、重要な事柄だと思うので、この話は共有したいと思います。

くれぐれも前振り部分だけですよ。

今日のテーマっていうか、もはや結論なんですが、「役に立つ情報だけを取り込むな」という話ですね。

こんな仕事をしているので、いろんな方から、いろんなご意見を頂戴するんですが、よく耳にするのが、その情報が自分の役に立つかどうかで取り込むか否かを決めてしまってる人がいるんですね。

見ていて、非常にもったいないなーって思います。

もったいないって言うか、コスパが悪いなーって思います。

そもそも、役に立つかどうか判断できる情報ってどんな情報ですか?

役に立つかどうか判断できる情報って、

例えば、スーパーの特売のチラシは、今日食材に困っていない人からすると、役に立たない情報ですし、ちょうど今日食材を買いに行こうかなと思っていた人からすると、役に立つ情報じゃないですか。

僕らが、なぜスーパーの特売のチラシが役に立つか立たないかの判断ができるかと言うと、今日結果が出るからですよね。

つまり、役に立つか立たないかの判断がつく情報というのは、結果までの距離が近い情報と言えると。

反対に、例えばイベント空間の照明の作り方っていう情報が、役に立つかどうか、今この瞬間に判断するの難しくないですか。

今は役に立たないけど、もしかしたら10年後にイベント運営や店舗設計などを任せられて、その時に役に立つかもしれない。

でも立たないかもしんない。

むしろ立たない可能性も高いと、いうわけで多くの人は10年後に役に立つかもしれないような情報を捨てると。

ここに異論はないと思います。

ここまでの話をまとめると、どうやら多くの人は今すぐ役に立つか否かで情報を取捨選択していると。

でも考えてみて欲しいんですが、皆が自分と同じように、自分の役に立つ情報だけを取り込んだら、例えば極論ですが、全員がスーパーの特売のチラシを鵜呑みにして動いたら、まもなくスーパーに人が殺到して、安く手に入るはずだった食材は売り切れて手に入らないと思います。

多くの場合、情報は発信までがセットなんですね。ここがポイントですね。

情報は取り込んで終わりじゃなくて、発信までがセットであると。

みんなと同じ素材を使ったら、発信内容は当然皆と同じようなものになります。

で、みんなと同じような情報を発信しても、選んでもらえないっていうところですね。

今 すぐ役に立つ情報は、みんなも同じ様に欲しがって取り込んでいるから、それをもとに行動しても、その先に待っているのは、真っ赤っかなレッドオーシャンです。

というわけで、一度役に立つか立たないかではなくて、あなたがね面白いと思ったか否かで情報を取り込んでみてくださいっていうのが今日の話です。

面白いかどうか=ハートが動いたか=胸が興奮したか です。

素材集めの段階でやっておくと、あなたオリジナルができるわけですから、その組み合わせの中からオリジナルが生まれてくる。

アプローチってのはオンリーワンのものになっていて、発信時に余計なことをしなくていい。

この時大切なのは、なぜ面白いと思ったのかっていう理由を細かく分析しておくことですね。

例えば、昨日一昨日のオンラインサロンの記事では、僕は沖縄のラーメン屋さんの話をさせていただいたんですね。

沖縄の国際通りを一本入ったところにあるラーメン屋さんに行列ができてたんです。

沖縄そば屋さんではなくて、ラーメン屋さんですね。

沖縄っていうか南国にラーメンのイメージであまりないじゃないですか。

沖縄に行ってラーメン食べようとあまり思わないですよね。

沖縄そば食べようは思うけど、沖縄まで行ってラーメン食べようってなかなか思わないですよね。

でも、その店にはそのラーメン屋さんに行列ができている気になったんで、その列に僕並んでみたんですね。

すると列の前後から、韓国語が聞こえてくるんですよ。日本語じゃなく韓国語なんですよ。

おやおやと思って、調べてみたところ、どうやらそのお店は国内に広告を出さずに、韓国の旅行パンフレットにお店の広告を出しているんですって。

で、ここが本当天才だなぁ、天才が一人いるなと思ったんですけど、ラーメンって日本食ですね。沖縄に旅行に来ている韓国の方は沖縄であり、日本なので、日本食食べようってなるわけですね。

僕ら日本人からすると、沖縄で日本食食べようとは思わないですよね。

韓国の人からすると、沖縄って日本なんで、当然日本食食べようってなるわけですね。

こうして海外からの旅行客にターゲットを絞ったことによって、「沖縄×ラーメン」っていうウルトラ C を実現させた。

実際、沖縄のラーメン屋少ないんですよ。その結果、沖縄でラーメンを持った日本人の僕もつられての列に並んじゃってるんですね。

これって役に立つかどうかわからないが、面白い情報じゃないですか これと面白いですか。

なるほどなっていう。

これ今、実生活で役に立つかどうかはまだわかんないけれど、「なるほどな、うまいことやったなあ」って面白い情報ですよね。

こういうのなぜ面白いのかという理由を因数分解して、精度を上げて手札として持っておくと。

僕がこの手札に持ったのが、沖縄のラーメン屋さんの広告戦略「なるほどな」と思って整理しておいたのは、2年前の話なんですけど、昨日使いどころが来たんです。

昨日です。

僕たちのサロンでは、色んなプロジェクトを仕掛けているんですが、そのうちの一つにニューヨークブロードウェイミュージカルがあるんですね。

ニューヨークブロードウェイでミュージカルに、沖縄のラーメン屋さんの戦略を転用することができたんですね。

詳細はオンラインサロンを見てのお楽しみというところなんですが、一つ確かなことは僕が役に立つか否かだけで情報を取捨選択していたら、ここにはたどり着かなかったということですね。

あの日、あの時、沖縄のラーメン屋に何でおもろいんだろう?って思ったことが2年後ハマった。

あの瞬間、2年前の、あの瞬間、役に立ってないんですが、2年後に役に立ったってことね。

くれぐれも言っておくと、役に立つ情報には価値がないと言っているわけではなくて、こういうことがあるので、こういうタイムラグ時間差があるので、役に立つかどうかだけで情報を取捨選択するのは程々にしておいた方がいいよっていうお話です。

コスパを求めたあげく、レッドオーシャンで戦うことになる最もコスパが悪い結果になっていることが多々見受けられるので、ここは気をつけてみてください。

というわけで今朝は、役に立つ情報だけを取り込むなというテーマでお話しさせていただきました。

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