キンコン西野が、劇団ひとりから貰ったアドバイス【Voicy文字起こし/西野亮廣エンタメ研究所 】

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キミに背負えるか?

どうもキングコングの西野亮廣です。お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の運営をしたりしております。

この放送は、あいこうたくやさんの提供でお送りします、あいこうさんどうもありがとうございます。

 

今日は「キンコン西野が劇団ひとりからもらったアドバイス」というテーマでお話ししたいと思います。

最近、僕が何をしているかと申しますと、メディア等への露出は相方の梶原君に任せて、基本はずっとアトリエか会議室にこもってるんですね。まあ引きこもりですね。

篭って何をしてるかっていうと、ずっと映画えんとつ町のプペルの制作です。

 

今日の話は、このラジオを聴いてくださっているあなたの今の生活にどれぐらい転用できるか分かりませんが、ただきっとこの先、今回の僕と同じような場面に出くわすことがあると思うので、頭の片隅にでも置いておいて頂けると嬉しいですね。

 

今年の年末公開に向けて、映画えんとつ町のプペルを作ってるんですね。このラジオをお聴きの方の中には、もしかするとご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、映画えんとつ町のプペルっていうのは、絵本えんとつの町のプペルがついに映画化みたいな建付けになっているんですが、厳密にいうと、ちょっと違っていて、絵本よりも先に映画の脚本が出来上がってたんですね。

 

確か、その脚本を書き上げたのは2011年末~2012年の頭頃だったと思います。

そこから、まず脚本をブラッシュアップするべく、サンリオピューロランドさんにご協力いただいて、舞台えんとつ町のプペルをサンリオピューロランドさんでやったんですよ。

そこでお客さんのリアクションを見ながら僕は本当に舞台をやりつつ、脚本を手直ししていたんですね。

 

「お客さんここで喜んでくれるんだ」とか「ここダレる憧れるなぁ」とか「ココを詰めないとな」とか、そういうことずっとやっていたと。

その後ですね。まあ誰も知らない映画を作っても、きっと誰も見に来てくれないなーと思ったので、映画の全体のストーリーの3割ぐらいだけを抜き取って絵本にしたんですが、嫌な言い方をすると、映画のチラシ的に絵本えんとつ町のプペルを作ったですね。そのほらチラシっていう言い方をしていますが、もちろん命削りましたよ。

 

絵本を作るのに4年ぐらいかかったんだよ。本気でやったと。

その目的っていうのは「映画館に足を運んでもらうためのものを作る」っていうことでした。なので、絵本えんとつ町のプペルでは、まだ全体のストーリーを描いてないんですね。

まあ、もっと言うと、絵本えんとつ町のプペルでは主人公がまだ出てきていないと。

 

主人公すら出てきてないんですよ今回、ネルケプランニングさんが舞台エンドステージを作ってくださって、まあ僕は舞台脚本として携わらせていただいたんですが、今回の舞台を観に来て下さった方は「えんとつの町のプペルってこんな話だったの!?」っていう感想を持たれたと思います。今回の舞台では、映画の6割ぐらいを描いたので。

舞台版でようやく主人公も出てきました。主人公は少年のお父さんですね。それが舞台版でようやく出てきました。当然、映画の主人公でもあります。

 

そんな前フリがあって、いよいよ物語の全貌が明らかになる映画えんとつ町のプペルへという流れなわけですけれども。

僕は映画制作のね、キングコング西野はどのポジションについているかって言うと制作総指揮っていう立場なんですね。制作総指揮その名の通り制作のすべてを指揮する人です。

おそらく、世の中の制作総指揮の中には、アイコンとしての制作総指揮もいらっしゃると思うんですけど、結構大事な役目だと思っていて、そこにお客さんが集まるんだったら、その人を立てたがいいし。

 

アイコンとしての製作総指揮っていうのも中にはいらっしゃると思うんですが、今回の映画えんとつの町のプペルに関しては、僕は原作脚本そして主題歌も担当しておりまして。

つまるところ、根幹となる部分の答えを僕が持っているので、結局これフルコミットになるんですね。

 

作家さんにはかけないんですよ、この本。僕が答え持ってるから。なので各部署に監督さんがいらっしゃるんですが、アニメーション監督・音楽監督・美術監督いらっしゃるんですが、その方々に「ここはこうしてください」っていう指示を出すのが僕のお仕事ですね。

ついにはですね。宣伝広告までやらせてもらっています。僕がえんとつ町のプペルのカバー曲企画とかはもうまさにそういうのですね。

「こうやった方がバズるよ」みたいなことで、宣伝広告なんかもやらせてもらって、つまり本当に製作総指揮ですね。

 

こうなってくると、労働時間が馬鹿みたいに長いので、おそらく映画えんとつ町のプペルの製作総指揮の時給で言うと200円ぐらいだと思います。もう完全に労働基準法に引っかかってるっていう。

ちなみに今日も徹夜です。ここからが今日の本題なんですが、いま僕がどうして、この状況にあるのかと言うとですね。劇団ひとりさんの一言が始まりだったんですね。

 

えっと映画化がまもなく決まるって言う時に、ゴッドタンっていう番組に出させて頂いて、セットチェンジの合間に、ひとりさんと映画の話になったんです。

ほら、ひとりさんも「晴天の霹靂」でメガホンをとられているからね。そのひとりさんからですね

「映画はどの形でタッチするの?」って聞かれて、その時の僕は「アニメーションに関しては素人なので、そこはプロに任せて、僕は脚本を書く事に専念しようと思います」って言ったんですね。

 

餅は餅屋っていう考えです。そんなに間違った判断じゃないじゃないですか。

でもひとりさんはその時「お前絶対後悔する」と言ったんですね。このボールお前が蹴れるよって言う。

さっきまであの僕の肛門に指突っ込んでた人がさ、突然その頭になるもんだからやけに刺さってですね。その収録の帰り道肛門疼きながらですね。その言葉がずっとぐるぐる回ってたんですね。

 

これまで素人がでしゃばって、事故ってる現場ってのたくさん見てきたんですが、でもねよくよく考えてみれば、お笑い始めた時も僕素人だったし、絵本を始めた時の素人だったし、その中でも外で勉強して毎晩眠い目をこすって、そんなやり方はだめだと。

それなりに同業者から叩かれてそれでも僕結果出してきたよなと思ったんですね。いつも始まりは素人だったんです。

 

そこから力技でなんとかするっていうやり方でこれまで来たのに、なんで映画になった時だけ「僕は素人なのでここはプロに任せます」とか言ってんのとか持ってきてあとそもそもえんとつの町のプペルを僕以外に誰が書けるんだよっていうのも思いました。

お前の物語じゃないかと夢を語って日本中から迫害されたお前の物語。

 

えんとつ町のプペルはそれをお前が語らなくてどうするんだよって思ったんですね。ごめんちょっと朝から暑くなってるね。徹夜で深夜テンションと神入ってください。

 

そう思ってからねすぐに吉本興業と今回のアニメーションを制作してくださっているスタジオ4℃さんに連絡して「僕に全部やらせてください」っていう話をしたんですね。もちろんキャラクターの動かし方、それこそアニメーションと呼ばれる部分だとか、そういうテクニカルなところは各監督にお任せしますが、要するに指示ですね。そこは全部僕がやりますっていうお話をさせて頂いたんですね。

 

まずやらなくちゃいけないのは、各セクションのトップクリエーターさんから信頼されなきゃいけない。もう誰よりも映画えんとつ町のプペルと向き合って、徹底的に予習をして、どんな意地悪な質問がいつでも返せる体を作りこんで、後は何度も飲みに行って、思いを語って、たくさん頭を下げて、今に至ります。

 

さっきも言ったけど、今日も徹夜なんですね。今はVコンテって、半ば強引に映像にしたものボラギノールのCMみたいなものを直す作業してましたと。僕は今から北海道に飛ばなきゃいけないから、全然寝れなくてはこんな日がずっと続いているんですが。

改めて思うのはあそこで「僕がやります」っててあげて良かったなと思ってますあそこでてあげなかったら一人さんの言うとおり、僕は絶対に後悔してたらそこはそうじゃねえんだよっていうものが世に出回ってそれが残り続けるって考えたらもう死にたくなるなと思って。

 

今日の結論としては自分が現時点で能力的に劣っていることを認めて、その上でチーム全員の人生を巻き込んで結果を出せるって言うのであれば、その時は絶対に手あげたほうがいいと思います。

 

 

手持ちの技術がなくてもてあげた方がいいでこのラジオ聞いてるあなたの少し先の未来できっとこんな場面がやってくると思いますんでその時はどうか今日の話を思い出してください。

また明日

ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。

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