こんにちは。イトガダイゴ(@blogger_itodai)です。
他社の採用状況の偵察と、転職希望者の傾向を掴むために大手の転職サービスの合同企業説明会に行ってきました。
各企業がいろいろな打ち出し方をしていて勉強になった反面、転職者の判断を間違わせる「ズルい」出展もあったんで、転職EXPOで注意する点なんかを書いていきたいと思います。
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大前提、お金がある企業が出展する
まず、転職の合同企業説明会に出展できる企業は、人材採用にお金を使える企業です。
新卒・中途にかかわらず転職サイトやエージェントを使うと、最低でも100万/人の採用コストがかかると考えて良いでしょう。(最近では、無料掲載の転職サイトサービスなどもあり、一概には言えませんが)
また転職エージェントではなく、通常の転職サイトの合同企業説明会に出展するという事は、多くの人に知ってもらい、多くの人を採用することを目的にしています。一人じゃなく複数人採用する可能性があるということです。
いってみれば大量採用しようとする企業が最も適切な採用手段として使われるのが合同企業説明会なのです。
もちろん一人ひとりの求職者とじっくりと話をする目的で来る企業も多いですが、出展費用は数百万を超えることも普通にあるので、じっくりと一人一人とコミュニケーションを取るスタイルをしている企業は、倍率は高く無いといえますね。
とはいっても、不人気企業=悪い企業=ブラック企業なのかというと決してそんなことはありません。
ものすごく職種が限定されている会社やBtoB企業で認知度の高く無い企業だから不人気に見えることもありますね。
知らない企業は結構チャンスだったりしますので、積極的に足を運んでみることをおすすめします。
今勢いのある会社に入りたいと思ったら
と。まぁ合同企業説明会の肯定的な面を書いてきましたが、
決裁権を持つベンチャー採用責任者として意見すると、大量の求職者に合同説明会を開いて募集をかけるという事は非常に非効率だと考えています。
勢いのあるベンチャーの企業 (ウチは違うけど) は採用にお金をかけなくても人が集まる方法知ってるんですよね。
フリーミアムという言葉を知っていますか?
フリーミアム(freemium)とは、基本的なサービスや製品は無料で提供し、さらに高度な機能や特別な機能については料金を課金する仕組みのビジネスモデルである。(出典:Wikipedia)
無料で人材を募集する方法はいくらでもありますし。フリーミアムの情報感度が高い人材はそういうサービスにも登録してます。結局自力で魅力あるベンチャーを探し出しているんです。
これこそ、自立心があって行動力があることなので、入社後の働き方もイメージしやすいです。
合同企業説明会をひとくくりにして「悪い!」と言うつもりは全くありませんが、求職者の性格として1つの会社に依存することを大事にするのであれば合同企業説明会でいろんな会社を見るのは良いのかもしれません。
(あ、僕は1つの会社に依存することは絶対推奨しません)
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ここに注意!
受付を終わらせるとパンフレットをもらうことができます。その中に企業の情報と職種として見やすく応募条件が記載されています。
その中にはもちろん月収目安なども載っているのですが、雇用条件に書くような詳しい内容ではありません。
一見、非常に高く見える採用条件であったとしても、実際はみなし残業が60時間ついていたり、残業手当・家族手当・住宅手当がすべてついた給料で表示している企業も少なくありません。
これは正式な募集の要項ではないため、企業がどのように書いていても問題はなく、興味を引くための手段として定着しているのかなと思います。
給与体系は各企業や業種などにもより全く違うので、ブース内で聞く労働条件を細かーくチェックしておきましょう。
オススメは転職エージェントを使うことです。
合同企業説明会を回って導いた結論は今までと変わらず、転職活動のオススメは転職エージェントかなぁ。
自力で合同説明会に行って会社の肌感を見ることは大事なんですけど、個人的にはエージェントの情報のほうが冷静というか。。。(合同説明会はすごい表向きの顔を見せられている感じがしたので。。)
仕事をしながらでも、エージェントの人が自分に合った仕事先を紹介してくれるし、企業に対しても自分自身を推薦してくれるし、第三者の目線で推薦してくれる事はやっぱり大切。
自力で人事担当者とやり取りするのは結構疲れるし、仕事をしながらだと中途半端になっちゃうんですよね。
有名どころで言うと、リクルートエージェント、マイナビエージェント。
もしIT・Web業界での転職に興味があればレバテックキャリアが良いですね。
第二新卒の方や、1社しか経験してない人は本当の適性を知ることから始めたほうが良いので、
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