“投げない敬遠四球”に一定の効果があるのか

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昨日、イチローが日米通算24年連続で敬遠をされたとニュースになりましたね。24年間も敬遠をされるバッターであり続けることの凄さもさることながら、今回は2017年からMLBで導入された”投げない敬遠四球”での敬遠だったことから、話題になっています。

今までの発言を見る限り、イチローは否定派のようですね。コリジョンルールの時も様々な議論が交わされましたが、新しいルールへの賛否は避けられないものです。

今日は”投げない敬遠四球”について改めて気になったので、調べていきたいと思います。

投げない敬遠四球を導入した理由って

私は「投げない敬遠なんて邪道」と思っている人間ですが、導入するからには十分なメリットが計算されているはずです。書き出してみました。

試合時間の短縮

通常の敬遠四球であれば、4球を要することになり単純に4球分の(無駄な?)時間を費やすことを嫌ったのです。

しかしどうでしょうか。試合時間全体における敬遠の4球はほんの一部だと思います。また、敬遠4球の時間こそが、バッターボックスに入っている選手の人間性や、ネクストバッターズサークルにいる選手のマインドセットの時間、さらには駆け引きの時間といえるのではないでしょうか。

投球数軽減

厳密な投球制限を課しているMLBらしさが出ているなと感じます。

「ウチの大事なピッチャーに無駄な4球を投げさせたくない」

これはちょっとだけ分かる気がします。たった4球であっても、されど4球です。契約上、〇〇球以上は投げない。なんてこともあるでしょう。

そういった点で考えれば、投球数軽減は少し納得できますね。

 

投げない敬遠は面白くない!※個人の感想です

そうはいっても、私の考えは完全否定派です。どう考えたってファンにとっても敬遠の時間は大切です。完全否定のたった一つの理由はこれです。

ドラマの機会がなくなる

敬遠という行為は時にイタズラをします。そのイタズラは伝説になって、野球史に刻まれるのです。その機会を自動的に奪っていることが寂しいのです。

下記のような、劇的な幕切れや人間ドラマがなくなることを考えると、”投げない敬遠四球”は興行的にも、大きな損をしている気がしてならないのです。

◆新庄剛志の敬遠球サヨナラ

◆松坂大輔 高校2年の夏 敬遠暴投で甲子園を逃す

◆上原浩治 ペタジーニ敬遠でマウンドを蹴り上げる

こんなにエキサイティングなシーンが、監督の一言「次のバッター敬遠で。」で100%なくなっていくのです。あまりに面白くないじゃないか。と思ってしまうのです。

 

まとめ

正直、2017シーズンから導入された制度のため、シーズン通しての結果を見てみないと、なんとも言えません。

が、いち野球ファンとしては興行的にみて、面白みがなくなった寂しさを感じつつ、シーズンオフのMLBの見解、NPBへの導入がどうなるか楽しみにしましょう。

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