【書評】面白い!「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」

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[st-kaiwa2]今日は久しぶりのブックレビューです。今回読んだのはこれ![/st-kaiwa2]

いやーずーーっと読みたいなーと気になっていた1冊なんですがようやく読めました!

一言、本当に面白かった!「キングコングの西野」もデビュー当時はすごい好きだったんですが、TVではめっきり見なくなったなと。

で、たまに出ると炎上商法や!とアンチに叩かれまくってたりして。なんとなく、面白いことやってるんだろうなと思っていたんです。

そんな最中、ふと本屋さんに寄ったんですね。

[st-kaiwa2]あ!そういえば「革命のファンファーレ」読みたかった![/st-kaiwa2]と思うや否や買ってしまいました。そのまま本屋に併設されているミスドへGO!

いやー勉強になることも多いし、普通に応援したい。そして西野さんの絶妙な広告宣伝手法によって、1冊目の書籍「魔法のコンパス」も読みたくなっています。

多くの人にぜひ知ってもらいたい!、てなことで書評を書きたいと思います。

なお西野さんはネタバレに肯定・積極的なので、この記事でも本の内容にしっかり言及していきます。あしからず!

お金は信用を数値化したもの

タイトルの通り、お金と広告について今後の基本ルールをわかりやすく書いていて、ビジネス書が苦手な人でも読みやすいです。

クラウドファンディングはその人自身の信用をお金に変えるための機械。

クラウドファンディングって有名人がやれば、誰でもお金が集まるような気がしますよね。でも実際はそんなことないみたいで。

それは「知られていることと人気があることで大きく違う」ということ。自分自身、なんとなくわかっていたんですが、はっきりと言語化されて面白かった。

「認知があるテレビのタレントと、絶対的なファンがいるアーティストではお金を稼ぐ力が全く」という一文。

これは何も芸能などだけの話ではなく、企業・個人と考えても同じですよね。認知度の高い製品よりも、圧倒的なファンが継続的に購入するとでは圧倒的に後者が永続的にサービスを提供できるでしょう。

[st-kaiwa2]ビジネスにおいても信用を勝ち取るって大事[/st-kaiwa2]

「信用を勝ち取る」って一朝一夕ではできないんですが、確実に言えることは「嘘をつかない」ことが絶対条件。当たり前だけれども、なかなかできなくて。

正直なことを言う人の方が信用できるし、嘘は信頼を置けない。当たり前のことなんですけどね。

芸人≠ お笑い芸人

「芸人」の定義は「いかに面白い生き方をしているか」東京でそこそこ金があって安定した生き方を捨てて、北海道に移住して、転職失敗して、まさに僕自身の生き方は芸人よりなんだと思った。

[st-kaiwa2]普通のことなんだけど、周りから見ると特異に見えるみたい[/st-kaiwa2]

マネタイズのタイミングを後ろにずらすこと

[st-kaiwa2]結果を求めることは良いんだけど、求めすぎないことが大事[/st-kaiwa2]

仕事でも何でも、その場で現金化させることが非常に重要だと思いがち。しかし、考えてみればGoogleやYahoo! Twitter Facebookなどあらゆるサービスは無料で使えるし、マネタイズはその後に行われているということを再認識させられた。

有料のサービスで100人を集めるよりも、無料のサービスで10,000人を集めた後、現金化するビジネスをさせていく方が成長力が異なってくる。じゃなければ、名だたるIT企業は無料サービスをしない。

 

インターネットで売り場面積という制限を撤廃させた。

Amazonも倉庫は持っているが、綺麗にディスプレイさせているわけではない。

幾多の種類が売り場に置かれているが実際は倉庫にストックしてあるだけ。

でもインターネットを使って調べるとAmazonが1番上に出てくる。

この点で、売り場の面積は無限にあるといってもいいし、世界中の人が1番早くアクセスできるスーパーマーケットとも言えるだろう。

無料でサービスで提供することに意義がない?

「えんとつ町のプペル」無料化を批判されることについても厳しく反論している。

少し考えれば、ラジオは無料で聴けるしGoogle Facebook Twitterも無料で使える。

いつも見ているテレビだって民放放送は無料で見れる。

最近で言えばAbemaTVが無料でサービスを展開していて、大きく赤字を出しているが、これは成長段階としての初期投資。

AbemaTVの今後の展開としては時間をかけて広告を行っていく。マネタイズを進めるにおいて視聴者数をいかに今の時期に投資して増やしていくかが重要なのである。

過去の成功には絶対にとらわれないこと

本の中で西野さんは、「沈んでいく船の1番最後に水が入る部屋を探すのではなく、そもそも沈んでいる船から脱出する方法を探すべき」だと論じている。

これは本当にその通りで、私が1社目の会社を転職したのもその理由である。

沈んでいく船の中で1番助かる方法探すのではなく、船を乗り換えるもしくは泳ぐといった他の方法がないのかを調べた。

結果、会社を出る転職すると言う考えに行き着いた。1つの職業にしがみつく、そして何十年も同じ企業に居続けることが正しいことと美徳がされているきらいがあるが、私はそうは思わない。

人は確認作業でしか行動起こさない

この考え方は本当に面白いなと思った。

例えば、流行のサービス・おいしい料理屋さんなど、全て確認するために行動起こすのである。

つまりネタバレしていることを事前に情報がわかっている事が売上の要因にはならないということである。

人は流行に乗せられやすい性格である。無料で情報を得たからといって、そのまま無料で終わらせるという事はないと思う。

これは私の意見だが「君の名は。」の動画が無料でインターネット上に拡散されたという問題があった。しかし、これは大きな広告宣伝につながったと思う。

なぜなら無料で動画が流れていることが、拡散されていくと、全く興味のない人にリーチする。映画の関連商品サービスの消費につながっていくのだ。

もしも、(違法なので良くないことではあるが)無料での視聴がなかったとしたら、ブームは意外と伸びなかったのではないだろうか。

無料化に反対する人は何者か。

無料化を絶対に止めたいと論じる人は実力がないことを自分で知っている。

質が高ければ、入り口は無料でもその後の売上につながる。当たり前のことだけど質があることがその後のマネタイズにつながることを理解できた。

まとめ

何よりキングコング西野のお金の感覚が非常に鋭い

本当にアンチすれば本当に気に食わない書き方をしているし、面白くないことばかりだと思う。

しかし冷静に俯瞰的に見て考えると、正直に嘘をつかず話しているだけ。後ろめたい事は無い。むしろ、西野の考え方を批判している人ほど柔軟性がないんだなぁと感じさせられる。

本屋で買って、併設されているミスドでカフェオレを飲みながら約1時間で一気に読み倒してしまった。

それでもとても面白い内容だったし、理解できる点がたくさんありすごく勉強になった。

テレビはメディアで報じられているキングコング西野と考えるより、1人のアーティストとして本気でウォルト・ディズニーを超える夢に少し応援したくなったのも事実だ。

興味をもった人はぜひ読んでもらいたいです。

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